- 作成日:2023.10.19
- 更新日:2024.12.09
銀行から転職|銀行員が転職で評価されるポイントと、おすすめの転職先
本記事では、銀行から異業種への転職を希望している方に向けて、銀行員が転職市場で評価されるポイントや、おすすめの転職先について解説していきます。
銀行員が異業種への転職を希望する理由や、異業種へ転職する際に注意すべきポイントについても紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
この記事の監修者
人材業界転職ルート 編集部
人材業界専門の転職エージェント「人材業界転職ルート」の編集部です。人材業界での転職活動やキャリアに役立つ記事を更新しています。
目次 INDEX
銀行員から異業種へ転職する人は多い
銀行員からの転職を検討している方の中には、「金融業界以外にも転職は可能なのか?」と考えている方もいるかもしれません。銀行員は、営業経験や財務・経営の知識などが評価されやすく、異業種へ転職する人は多いです。
一方で、異業種への転職は、同じ業界内での転職よりも難易度は高めです。また、銀行から転職して後悔しないためにも、転職理由を明確にして、銀行で培った経験やスキルを活かせる業界・職業を見極めることが大切です。
次の章からは、銀行員が異業種に転職したいと考える理由や、転職市場で評価されるポイント、おすすめの転職先について、詳しく解説していきます。
銀行員が異業種に転職する際の、主な転職理由
転職活動において、転職理由を明確にすることは非常に重要です。転職理由が明確になれば、転職で解消したい悩みや、実現したいことが明確になり、企業選びもしやすくなります。
転職後に同じ理由で悩んだり、同じ理由で転職を繰り返したりしないためにも、転職理由を整理していきましょう。
銀行員が、異業種に転職したいと考える主な理由は以下の通りです。
- 年功序列で成果が評価されにくい
- 厳しい営業目標が設定されている
- 転勤が多く、ライフプランが立てづらい
- 社風が合わない
まず、年功序列の人事制度に違和感を持ち、転職を検討するケースがあります。近年は、年功序列の給与体系を廃止した銀行もありますが、突出した成果を出さないと給与が横並びになってしまうこともあるでしょう。
営業担当の場合、厳しい営業目標が設定されていることも、転職を考えるきっかけになっています。融資や他行と差別化が難しい金融商品を取り扱う場合は、競合の金融機関が多く、契約を取ることに苦労する人もいるでしょう。また、厳しい営業目標を達成しても、年功序列で給与にあまり差が出ないことを理由に、転職を希望する人もいます。
また、銀行だけに限らず、金融機関は転勤が多い傾向にあります。特にメガバンクに勤務している場合は、全国転勤になる場合もあります。数年で転勤になるケースもあり、ライフプランが立てづらいことを理由に転職を考える人もいます。
銀行員は昔から人気の高い職業で、就職を希望する人が多いですが、社風が合わずに転職を考える人もいます。銀行や部署によっては、意思決定に時間がかかったり、新しい提案が通りづらかったりすることもあります。そのため、柔軟でスピード感のある環境を求めて、転職を希望する人も少なくありません。
銀行員が、異業種転職で評価されるポイント
前章でも触れた通り、銀行員から異業種への転職に成功している人は多いですが、同じ業界内での転職と比較すると、異業種への転職は難易度が上がります。そのため、面接では、銀行員の仕事で身につけたスキルや経験を積極的にアピールする必要があります。
銀行員が異業種転職で評価される主なスキルや経験は以下の通りです。
- 経営・財務の知識
- コミュニケーション能力
- 学習意欲
それぞれのスキルや経験について、詳しく解説していきます。
経営・財務の知識
銀行の法人営業には、企業の経営や財務に関する分析・診断・コンサルティングが一通りできるレベルの経営・財務の知識が求められます。
これらの知識・スキルは簡単に身につけられるものではないため、経営・財務の知識が豊富な人材は市場価値が高く、コンサルティングファームをはじめとして、幅広い業界で重宝されるでしょう。
コミュニケーション能力
銀行の法人営業の仕事は、融資を通して企業の経営をサポートし、企業成長に貢献することです。そのため、経営層と商談する機会が多く、こういった経験は異業種でも重宝されます。
経営層と経営について対等に議論するには、高い論理的思考やコミュニケーション能力が求められます。また、必要な情報を引き出すヒアリング能力や、自らの意見を的確に伝えるプレゼンテーション能力も必要です。
経営層と信頼関係を築き、実績を残してきたことをアピールできれば、どのような業界・職種でも高く評価されるでしょう。
学習意欲
銀行員の中には、金融に関する資格を多く取得してきた方もいるでしょう。資格の取得や維持には継続的な学習が欠かせません。資格を取る以外にも、お客さまとの信頼関係を構築するためには、日々の情報収集や知識のアップデートが必要で、地道な努力を続けてきた方も多いでしょう。
そのような経験をアピールできれば、学習意欲が高い人材と評価してもらうことができます。特に異業種に転職する場合は、新たに習得しなければならない知識やスキルが多くなります。
学習意欲が高い人材は、早期に成果が出しやすく、お客さまからの信頼も得られやすいため、大きなアピールポイントになります。
銀行員からの転職におすすめの転職先
銀行員から異業種への転職を目指すなら、銀行員の経験で身につけた能力や知識を活かせる業界・職種への転職がおすすめです。
おすすめの転職先としては、以下の業界・職種があります。
- 経営コンサルタント
- 不動産業界の営業職
- 人材業界の営業職
それぞれの業界・職種について、詳しく解説していきます。
経営コンサルタント
経営コンサルタントは、企業の経営状態を分析し、見えてきた課題に対しての解決策を提案して、解決策の実行をサポートする仕事です。企業経営をサポートする銀行員の仕事と共通する点があり、経営・財務の知識を存分に活かせるでしょう。
また、金融業界のクライアントを多く抱えるコンサルティング会社であれば、銀行で働いてきた経験そのものを活かすことができ、クライアントからの信頼も得やすいでしょう。
不動産業界の営業職
不動産業界の中でも、不動産販売や不動産売買仲介などの営業職は、銀行で身につけた知識を活かすことができます。
銀行で、不動産取引や、融資の際の不動産評価等の業務の経験がある場合は、銀行での業務と重なる点も多く、成果が出しやすいでしょう。不動産融資業務のために、宅建建物取引士の資格を取得している方は、さらに転職に有利になります。
人材業界の営業職
人材業界の営業職も、異業種の転職先としておすすめです。
例えば、人材紹介会社の営業職の業務には、法人営業と求職者対応があります。法人営業は人材を求めている企業の採用サポートを、求職者対応は転職を希望している人の転職サポートを行う仕事です。いずれの営業職でも、高いコミュニケーション能力が求められるため、銀行での営業経験を大いに発揮できるでしょう。
また、人材業界はインセンティブ制度を導入している企業が多く、異業種からの転職でも成果次第で年収アップが目指せます。
銀行員から異業種に転職する際の注意点
ここまで解説してきた通り、銀行員は営業経験や金融知識が評価されやすく、異業種への転職もしやすいです。一方で、面接で苦戦したり、転職後に早期に離職することになったりと、転職活動が上手くいかないケースも見受けられます。
また、社会人歴によっても異なりますが、メガバンクからの転職は年収が下がりやすいなどの懸念点もあるため、注意が必要です。
この章では、銀行から異業種に転職する際に注意すべき点を2つ紹介していきます。
転職理由を整理する
転職活動において、転職理由を整理することは非常に大切です。転職理由は、面接で必ずといってよいほど質問されるため、納得できる転職理由を答えることができれば、面接官への印象もよくなるでしょう。
転職理由が整理できると、転職で実現したいことや、解決したい悩みが明確になるため、自分に適性のある企業選びもしやすくなります。
また、面接では志望動機の答え方も非常に重要で、面接官が納得できる志望動機を答えられず、面接に通過できない人も多いです。面接対策というと、志望動機から考え始めがちですが、転職理由が明確になっていないと、志望動機の内容が薄くなり説得力に欠けます。
納得感の得られる志望動機を作成するコツは、転職理由と一貫性のある志望動機を作成することです。まずは、転職理由を整理することで、「○○といった転職理由があり、その希望をかなえる転職先が○○業界でした」と言う流れで考えることができ、説得力のある志望動機が作成しやすくなります。
年収について
異業種への転職を目指す場合は、一時的に年収が下がるケースがあります。先ほども触れた通り、社会人歴によっても異なりますが、メガバンクからの転職は年収が下がりやすい傾向があります。
目先の年収よりも、将来的に希望の年収が得られるかを基準に、転職先を選択するのがおすすめです。とは言え、大幅に年収が下がると生活に影響する場合もあるため、事前に許容できる年収を決めておくとよいでしょう。
未経験から年収アップを目指したい人は、インセンティブ制度を取り入れている企業への転職がおすすめです。
成果が報酬に直接反映されるため、経験者・未経験者を問わず、年収アップを目指せます。
まとめ
この記事では、銀行員が転職市場で評価されるポイントや、おすすめの転職先について解説してきました。銀行員は、営業経験や専門的な知識が豊富な点が強みであり、転職市場で評価されやすいでしょう。
銀行員経験が活かしやすい業界・職種は以下の通りです。
- 経営コンサルタント
- 不動産業界の営業職
- 人材業界の営業職
どの業界が自分に向いているかアドバイスがほしい、異業種への転職は不安という方は、転職エージェントの利用がおすすめです。
転職のプロから客観的なアドバイスをもらうことができ、適性にあった求人を紹介してもらえるため、効率的に転職活動ができます。
この記事の監修者
人材業界転職ルート 編集部
人材業界専門の転職エージェント「人材業界転職ルート」の編集部です。人材業界での転職活動やキャリアに役立つ記事を更新しています。