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「公務員=安定」は嘘!安定志向の人こそ知っておくべき、安定しているとは言えない理由

今回は、「公務員は安定しているという嘘」をテーマに話をします。

安定した仕事、キャリアを考える人がまっさきに頭に浮かぶのが公務員ではないでしょうか。

しかし、実は公務員が安定しているというのは、考え方によっては正しくありません。

今回は公務員が安定しているという嘘について解説します。


この記事の監修者

人材業界転職ルート 編集部

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人材業界専門の転職エージェント「人材業界転職ルート」の編集部です。人材業界での転職活動やキャリアに役立つ記事を更新しています。

公務員が安定していると言われる理由

まず公務員が安定していると言われている理由について解説します。

経営母体が国、地方公共団体だから潰れない

公務員が安定しているといわれる最大の理由がこれでしょう。

最近では、世の中の変化が激しく、一時調子の良かった企業でも、5年後10年後には業績が悪化し、経営状態が悪いと行ったニュースはよく見ます。

一方で、公務員は民間の企業ではなく、国家公務員であれば国家、地方公務員であれば地方自治体を母体として働きます。

国家や地方自治体が潰れる可能性は低く、あったとしても民間の企業よりもかなり可能性は低いといえるでしょう。

そういう意味での母体の安定度は間違いありません。

年功序列で定期的に昇給する

最近では、終身雇用を前提とした年功序列の給与体系ではなく、一定の成果を出せる人材でなければ、昇格せず昇給がない会社、定期的な昇給がない会社も珍しくありません。

勤続年数が長いからといって、給与があがっていくわけではありません。

一方で公務員は、給与制度が定められ勤続年数に応じて昇給する仕組みになっています。

長く勤務すればするほど、昇給していく仕組みになっています。

この昇給の仕組も、公務員は安定しているという考え方につながっています。

クビにならない

公務員はクビにならないと言われます。

厳密に言えば、事件や不正などを起こすと、懲戒免職でクビになることはありますが、ある程度普通に勤務していれば、実際にクビになる可能性はかなり低いです。

民間企業であれば、個人のパフォーマンスに次第、もしくは個人には問題がなくとも、会社の業績によっては、リストラなどが起きる可能性もあります。

本当の安定とは何か

先述したように、公務員だと運営母体はつぶれずにクビにもならない、それであれば安定しているといえるでのはないかと感じた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ただ、本当の安定とはなんでしょうか?勤務先がつぶれないこと、解雇されないことが安定なのでしょうか。

先程お話した安定している理由は、公務員という身分の安定に関しては説明できていますが、そこで従事する個人が安定しているかというと疑問が残ります。

本当の安定とは、個人の能力に安定が紐付いていることなのではないでしょうか。

公務員の仕事は、安定が個人に紐付いているわけではないので、その身分を失ってしまった場合、安定ではなくなってしまいます。

また違うものにチャレンジしたくなった場合、それを捨てる必要があります。

この話が、「公務員が安定しているというのは嘘」と話をしている理由です。

詳しく解説していきます。

公務員が本当の意味で安定していない理由

公務員が安定していない理由を解説します。

それは端的に言ってしまうと、「公務員の転職市場での評価が低いから」です。

先程説明したように公務員という身分の安定度は高いことは間違いないでしょう。

ただし、だからといって公務員として従事している方が安定しているかというとそういうわけではありません。

公務員がいざ転職しようとすると転職活動を行うと苦戦します。その理由を解説します。

民間企業で活用出来る経験・スキルが積みにくい

公務員の仕事といっても役所の仕事から、学校や消防、警察など多くの仕事があります。

ただ多くの場合、そういった仕事は民間企業で活用出来る経験とは言えないため、公務員として従事した経験が転職活動でプラスになることは多くありません。

個人としての市場価値の高い能力・経験を身につけられる可能性が低いです。

マインドが受け身になりがち

個人差の多い部分でもありますが、元公務員の方は、給与や仕事が与えられるものという意識が強く、仕事を自分で作り出したり、課題を自分で見つけて主体的に動くスタンスに乏しいことがあります。

こういうスタンスが見についていると民間企業では評価されづらいです。

その割に年収が高い

公務員の年収は特別高いというわけではありませんが、転職市場に出て、未経験の仕事をする場合、仮に内定が出たとしても年収ダウンのオファーを受けることになります。

こうした理由で公務員の転職市場における評価は低くなりがちです。

転職市場における評価が低いということは、公務員という身分を捨てたときに、望む条件や内容の仕事を得づらいということになります。

「公務員をやめなければいいんでしょ?」と思われるかもしれませんが、途中で公務員をやめる方や退職を検討されるほとんどの方が、途中で辞めようとは思っておられず、ずっと公務員として勤務されている方です。

学校を卒業した時点でそのあと、40年以上働けることを想像出来るでしょうか。

公務員には離職率が低いイメージがあるかもしれませんが、意外と転職を考える方もいらっしゃいます。

例えば、仕事が全然おもしろくない、人間関係、住民とのやりとりがストレスなど様々な理由で退職を考える方がいます。

そうなった場合、安定した公務員の身分を捨てるか、今の仕事に残るか選択する必要があります。

また、さらに難しいのが比較的若いタイミングであれば、軌道修正しやすいですが、年齢を重ねていると、この評価はより厳しくなります。

民間企業でも年齢を重ねてからのキャリアチェンジは難しいですが、公務員はより難しくなります。

こうなると身分にしがみつかざるを得なくなってしまうかもしれません。

皮肉にも短期的に安定を求めることが、長期的な不安定につながってしまいます。

そういう状況に陥らず、自分で選択出来る状態であることが最も安定しているといえるのではないでしょうか。

そのためには、多くの企業や組織で求められる経験やスキル・実績を積んでいくことが最も有効です。

ひょっとしたらその過程は安定しているものではないかもしれません。

安定したキャリアをえたいと考えるのであれば、会社や身分に安定を求めるのではなく、自分の経験や能力で安定出来るようになるのが、最も良いでしょう。

安定を求めて公務員になる考え方だと、長期的に見ると不幸になる可能性があります。

もちろん安定ではなく、国をこうしたい、社会をこうしたいなど明確なやりたいことや意思があれば、公務員として働くことは素晴らしいことだと思います。

ただ、安定を求めてしまうとかえって不安定なルートになっているかもしれないという1つの考え方を解説しました。


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