- 作成日:2023.09.20
- 更新日:2026.07.03
旅行会社から転職|旅行業界出身者におすすめの転職先

旅行会社からの転職を検討している人に向けて、おすすめの転職先を解説します。
異業種への転職体験談や、旅行業界出身者が転職市場で評価されるポイント・注意点についてもまとめていますので、ぜひ最後までご覧ください。
この記事の監修者
人材業界転職ルート 編集部
人材業界専門の転職エージェント「人材業界転職ルート」の編集部です。人材業界での転職活動やキャリアに役立つ記事を更新しています。
目次 INDEX
旅行会社から異業種へ転職する人は多い
旅行会社は、お客様の思い出作りのサポートができるやりがいのある仕事です。
しかし、いざ仕事に就いてみると理想と現実のギャップに直面し、転職したいと考えることもあるかもしれません。
近年の社会情勢をきっかけに今後の自身のキャリアについて考え、転職を視野に入れる人も増えています。
実際、旅行会社から異業種へ転職する人は多く、これまで身に着けたスキルや経験を活かして活躍されています。
旅行会社から転職をする際の、主な転職理由
旅行会社から異業種へ転職する人が少なくないのはなぜでしょうか?
理由は人それぞれですが、旅行会社から異業種への転職を希望する人の主な転職理由は以下のとおりです。
給与を上げたい
旅行会社は業務量が多く、多忙になる傾向にあります。
ところが、給与が上がりづらく、何年勤務しても給与があまり変わらないというケースもあります。
仕事にはやりがいを感じていても、給与が上がらないという不安が将来への不安につながり、転職を考える人は少なくありません。
土日休みが欲しい
また、旅行会社は365日営業の場合が多く、配属部署にもよりますが、だいたいがシフト制の勤務となります。
土日祝日やゴールデンウィーク、お盆などの長期連休は基本的に出勤となることが多いです。
家族や友人が土日休みだった場合、予定を合わせることが難しいため、土日に休みたいという理由で転職を考える人も多いです。
旅行会社から異業種への転職体験談

ここで、旅行会社から未経験でキャリアアドバイザー(人材紹介会社の個人営業)に転職したAさんの事例をご紹介します。
旅行会社での個人営業の経験を活かし、キャリアアドバイザーに転職
Aさんが転職を考え始めたきっかけは、コロナ禍で旅行業界が大きな打撃を受けたことでした。
企画した旅行が催行されない状況が続き、賞与が出ない事態にも直面する中で、「今後も旅行業界で仕事をしていけるのか」という不安から転職活動をスタートしたといいます。
転職活動を進める中で、利用していた転職エージェントからキャリアアドバイザーという仕事を提案されたことが転機になりました。
「求職者の希望を聞いて最適な求人を紹介する」というキャリアアドバイザーの仕事は、「お客様の要望をヒアリングして最適なプランを提案する」旅行会社の仕事に通ずるものがあります。
Aさんは旅行会社で長く個人営業を経験していたこともあり、「自分の経験が活かせるのではないか」と感じたそうです。
実際に転職後もギャップはほとんどなく、複数のお客様の手配を同時に進めてきたマルチタスクの経験も、複数名の求職者を担当する現在の業務に活きているといいます。
転職後、半年で年収1000万円を越える水準に
Aさんは前職での年収が最も高い時期で約600万円でしたが、キャリアアドバイザーに転職してから半年ほどで年収1000万円に到達しています。
転職先の人材紹介会社にはインセンティブ制度があり、成果に応じて報酬が得られるため、未経験からでも実績次第で年収を伸ばすことができたといいます。
また、現在は土日祝日が休みとなり、平日はしっかり働いて休日はしっかり休むというメリハリのある働き方を実現しています。
旅行会社からの転職におすすめの転職先
転職を成功させるためには、これまでの経験やスキルを活かせる転職先を知ることが大切です。また、転職理由が叶うかどうか見極めることも忘れないようにしましょう。
ここでは、旅行会社からの転職におすすめの転職先を3つご紹介します。
人材業界
人材業界の営業職は未経験でもチャレンジ可能だということもあり、旅行会社から転職して活躍している人は多いです。
人材業界の営業職の仕事内容は大きく分けて、求職者対応と、法人営業の2つです。
求職者対応業務では、求職者に転職理由や転職先への希望などをヒアリングした上で求人を紹介し、転職支援を行います。
法人営業は、クライアント企業の求める人物像や仕事内容などをヒアリングして求人票を作成し、求職者の紹介を行うなど採用支援を行います。
担当顧客は異なりますが、相手のニーズをヒアリングして課題を把握し、解決に導く提案を行うという点は両者共通しています。
相手の要望をヒアリングして最適な提案をするという点で、旅行会社の仕事と親和性があるといえます。
また、人材業界はインセンティブ制度のある会社が多いため、未経験でも年収アップを目指せます。
教育業界
旅行代理店での営業経験(個人向けのカウンターセールス・法人向けの企画営業)は、教育業界の異なる領域で非常に高く評価されます。
旅行代理店での勤務経験が活きる職種の例としては、
- 教室長(スクール運営)
- 入学相談・入会カウンセラー
- 法人営業(学校向け・一般企業向け)
等があります。
→ 教育業界への転職なら「Education Career」
保険業界
保険業界の営業職は、個人や法人のお客様向けに自社で取り扱う保険商品を提案し、契約の手続きを行う仕事です。
契約に結び付けるには、お客様が現在抱えている生活の不安や将来のプランなどをヒアリングした上で、最適なプラン提案が必要です。
お客様のニーズを引き出し、要望に合ったものを提案するという点で旅行会社の仕事と親和性があるといえます。個人目標が与えられるという点も共通しており、経験を活かすことができます。
旅行会社では旅行保険や傷害保険も取り扱っているため、イメージが湧きやすいのではないでしょうか。
また、保険業界の営業職はインセンティブ制度がある場合が多く、給与が上がることが考えられるため、給与アップをしたいと考えている人にもおすすめです。
旅行会社出身者が、異業種転職で評価されるポイント
異業種に転職するには、その業界で活かせるスキルや経験をアピールすることが必要です。
旅行会社出身者が異業種への転職で評価されるポイントは、
- 営業経験
- コミュニケーション力
- マルチタスク、スケジュール管理能力
- 語学力
- 臨機応変な対応力
です。
1つずつ解説します。
営業経験
営業経験は評価されるポイントです。法人営業やカウンターセールスでは個人目標を持っていることも多く、目標達成に向けたプロセスや目標達成意欲を評価されやすいでしょう。
また、お客様のニーズに合わせてツアーやプランの提案を行った経験も異業種で活かせます。
お客様の希望に合ったものを提案することはもちろん、お客様の要望が全て叶わない場合には優先順位を確認しながら期待値調整を行い、最終的に満足いただけるプランを提案するプレゼンテーションスキルも身についていると思います。
商材が変わっても、自社の商品・サービスを魅力的に提案するスキルは活かすことができます。
コミュニケーション力
旅行会社では、老若男女問わず多くのお客様と関わることはもちろん、関係各所とのやり取りも発生します。様々な人と関わる機会が多く、相手に合わせたコミュニケーションを取ることができるため、異業種でも評価されます。
また、ツアーやプランを提案する際にはお客様のニーズを正確に把握することが求められます。
カウンターセールスは特にそうですが、何度も店舗に足を運んでもらいお客様の希望を聞くというよりは、1回の来店でヒアリングから提案まで行うことがほとんどです。
限られた時間でお客様の要望を引き出すためのヒアリング力や、短時間で相手から信頼を得る関係構築力なども高く評価されるでしょう。
マルチタスク、スケジュール管理能力
マルチタスク能力とスケジュール管理能力も評価されるポイントです。
旅行会社では、接客や営業以外にも事務処理や電話対応など様々な仕事があります。複数の業務を同時にこなさなければならないことも多いため、マルチタスク能力が身についている人が多いです。
また、ツアーやプランを企画する際に行程に合わせて予定を立てたり、納期に合わせての関係各所との調整、旅行中のお客様の誘導など、様々な場面で高いスケジュール管理能力が求められます。
日々のタスクや予定を効率的にこなすためにマルチタスク能力やスケジュール管理能力が必要となる仕事は少なくないため、異業種でも活かせるでしょう。
語学力
外資系企業や海外との取引がある企業であれば、語学力も評価ポイントとなります。
海外ツアーの手配や案内はもちろん、訪日外国人観光客に対して外国語でやり取りをする機会が多い人もいるのではないでしょうか。
海外展開やダイバーシティによる外国籍社員の増加などで語学力を持つ人材のニーズが高まっているため、語学力は異業種でも活かせるスキルです。
臨機応変な対応力
旅行会社の業務では、天候や交通機関などの突発的なトラブルが多く発生します。緊急対応が求められる場面でも冷静でいる必要があるため、臨機応変な対応力が身に付きます。
トラブル発生時にも柔軟に行動できる対応力は、異業種でも評価されるでしょう。
旅行会社から異業種に転職する際の注意点
続いて、旅行会社から異業種に転職する際の注意点について解説します。
内定を獲得するにあたり重要なポイントや、転職時に確認しておくべき点についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。
転職理由・志望理由を整理する
異業種への転職を成功させるためには、転職理由・志望理由を整理することが重要です。
面接の準備をする際、志望理由から考え始める人も少なくありませんが、転職理由を明確にしないまま志望理由を考えると、内容が薄くなり説得力に欠けてしまいます。
まずは転職理由を明確にすると志望理由も考えやすくなるでしょう。
転職理由を整理する際には注意点があります。それは、不満や転職を考えるきっかけをそのまま面接で伝えないようにすることです。
話す内容がネガティブに伝わってしまうと、面接官から悪印象を抱かれてしまう可能性があります。
「その状況を踏まえ、今後は〇〇していきたい」というように、未来に焦点を当てて話せるよう準備しましょう。
また、転職理由と志望理由には整合性を持たせることがポイントです。
「○○という転職理由に対し、それを改善できる転職先が御社でした」というように考えると、一貫性が生まれ、面接官からの納得感も得やすくなるでしょう。
年収について
異業種へ転職する際には、年収の考え方について確認しておきましょう。
一般的に、企業は中途採用において即戦力を求めます。未経験転職の場合、一時的に年収が下がる可能性もあることを認識しておきましょう。
未経験業種へのチャレンジで年収を上げたい場合は、インセンティブ制度のある営業職をおすすめします。
経験や年齢に関わらず、成果に応じて適切な評価を受けることが可能なため、成果を上げれば、年収を上げることができます。
まとめ
旅行会社出身者の主な転職理由や異業種で評価される点、おすすめの転職先や転職する際の注意点について解説しました。
異業種に転職するためには、これまでの経験やスキルを活かせる仕事を選ぶとスムーズです。
異業種で評価される点を踏まえ、転職理由と志望理由を整理した上で、自分に合ったキャリア選択をしましょう。
人材業界への転職なら
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この記事の監修者
人材業界転職ルート 編集部
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