- 作成日:2023.06.20
- 更新日:2024.12.11
中小企業からの転職は有利になる?不利になる?面接でのポイントを転職エージェントが解説
この記事は人材業界専門の転職エージェント「人材業界転職ルート」を運営するファンオブライフのキャリアコンサルタントが、日々ご相談を受ける内容をもとに、架空の転職相談に対して回答を行っているものです。
この記事では中小企業からの転職についてまとめています。
この記事の監修者
人材業界転職ルート 編集部
人材業界専門の転職エージェント「人材業界転職ルート」の編集部です。人材業界での転職活動やキャリアに役立つ記事を更新しています。
目次 INDEX
【相談】中小企業での経験は転職で有利になるのでしょうか
大学卒業後、業界の中小企業に勤めています。
アットホームで働きやすい環境ではあるのですが、給与などの条件やビジネスの規模感など、より魅力的な企業に転職出来たらと考えています。
メインの担当は営業でしたが、人が常に不足がちだったため、様々な業務を経験してきました。
こうした中小企業での幅広い経験は転職活動ではプラスになるものでしょうか。
【回答】広い業務経験は有利になることも!応募企業・ポジションに合わせたアピールポイントを準備しよう
中小企業からの転職のご相談ですね。
中小企業にお勤めの場合、相談者様のように担当業務の垣根を超え、幅広い業務を経験してきた方は少なくありません。
幅広い業務経験は「業務全体に深い理解がある」「どのような業務にも対応できる柔軟性の高い人材」といった評価にもつながり、中途採用において有利になり得る点だと言えるでしょう。
相談者様は「給与などの条件やビジネスの規模感など、より魅力的な企業」への転職をお考えとのことですので、いわゆる大企業や現職より規模感の大きな企業への転職を希望していらっしゃるのだとお見受けします。
大企業は昨今の景気上昇を背景に中途採用強化の傾向が強く、中小企業から大企業への転職もは決して珍しい事ではありません。
チャレンジしたいとの意思をお持ちであれば、是非挑戦してみるべきでしょう。
その際、重要になるのは中小企業出身者ならではの強み・弱みを把握し、応募企業・ポジションに合わせたアピールポイントを準備しておくことです。
下記を参考に整理してみて下さい。
中小企業出身者が中途採用で有利になるポイント
幅広い業務経験
冒頭にでも記載した通り、幅広い業務経験は、
- 「業務全体に深い理解がある」
- 「どのような業務にも対応できる柔軟性の高い人材」
といった評価になり得ます。
業務全体の理解が深く柔軟性の高い人材であれば、入社後も関連部署のメンバーと円滑に連携をとって業務を進められるイメージが沸き、採用側としても安心感を得やすいでしょう。
限られた経営資源の中で創意工夫した経験
中小企業は大企業に比べ、人材や資金面等の経営資本が限られています。
その限られた資本の中で競合他社に競り勝つために、知恵を絞り工夫をする事も多く求められます。
例えば営業職の場合、同程度の営業力を持っているAさんとBさんがいたとします。
Aさんは潤沢な広告宣伝費を背景にブラント力や知名度のある商材を、Bさんはブランド力・知名度ともにあまりない商材を扱った場合、商材自体のスペックが同じであればAさんが契約を勝ち取るでしょう。
Bさんが成果を出すためには、自身の営業力向上や顧客のニーズ把握の精度向上、対応スピード向上による差別化など、様々な創意工夫が必要となるでしょう。
創意工夫をして、かつ何らかの成果を出した経験をお持ちであれば「商品や環境に左右されずに成果を出せる人材」として、高い評価を得ることができるでしょう。
中小企業出身者が中途採用で不利になるポイント
ここまで中小企業出身者が中途採用で有利になるポイントを解説してきました。
逆に、中小企業出身者であることが不利に働いてしまうこともあります。
以下では具体的に、中小企業出身者が中途採用で不利になるポイントを2つ解説します。
面接官のイメージが湧きづらい
面接官が中小企業での就業経験がない場合、どのような業務を行ってきたのかイメージが湧きづらいケースがあります。
また、「幅広い業務をやってきた」というと聞こえは良いのですが、「なんでも屋」「特定領域の強みがない」と思われる事もあります。
その為、中途採用の選考の中では「自身のメイン業務・強みは何なのか」という点に配慮すべきです。
幅広く業務を経験したと言っても、メインの業務やミッションは定まっていることが多いかと思います。
核となる業務はなんだったのかは明確に伝えましょう。
「●●もやって××もやって、、、」とただ経験してきたことを羅列しても、面接官には「色々やっている人」といいう印象しか残りません。
「●●を担当していました。ただ小さい組織だったため××などの業務にも携わっていました」と伝えることで、自身のメイン業務や強みが伝わるようにしましょう。
ビジネス規模が合わない可能性がある
規模の異なる企業に転職する際、ビジネス規模が合わないためミスマッチとなるケースもあります。
例えば、同じ業界内であっても、大企業の場合は1顧客あたりの取引額が大きく、自身と顧客以外にも別部署の人間や他企業の協業など、複数のステークホルダーを巻き込んで商談を進める事があります。
そのようなポジションでの募集の場合、「複数のステークホルダーを巻き込んで大型商談をまとめてきた経験」が求められることが多いのですが、このような経験は中小企業の規模では得ることが難しいと言えるでしょう。
ビジネス規模によってはミスマッチとなる事もありますので、募集ポジションの業務詳細をよく確認することが重要です。
この記事の監修者
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