- 作成日:2023.06.16
- 更新日:2026.07.03
転職で年収を上げるためにスキルよりも大切なルール
年収を上げたいから転職したい!という方は多いです。
その中には「自分自身のスキルを磨けば年収が上がる」と考えて、資格試験の勉強などに取り組んでいる方も多いのではないでしょうか。
この考え方は間違いではありませんが、年収UPへの近道ではありません。
記事を最後まで読んでいただくと、転職で年収を上げるためのルール、方法がわかるようになります。
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この記事の監修者
人材業界転職ルート 編集部
人材業界専門の転職エージェント「人材業界転職ルート」の編集部です。人材業界での転職活動やキャリアに役立つ記事を更新しています。
目次 INDEX
年収を上げたいなら知っておいてほしい基礎知識
まずは大前提として知っておいていただきたい、年収を上げる方法と年収の決まる構造を説明します。
年収を上げる3つの方法
年収を上げる方法は大まかに3つに分解できます。
- 現職で給与を上げる
- 転職で年収を上げる
- 副業や起業する
の3つです。
現職での給与上昇が最もリスクが低く、次に転職、最もリスクが高いのが副業や企業でしょう。
この場合のリスクは時間を掛けても得られるリターンが定かでないということです。
時給制の副業を行った場合は、リスクもあまりありません。
年収が決まる構造
続いて、年収が決まる構造を理解しておきましょう。年収に影響する要素の影響度を表したのが以下の図式です。
| 業界>>>個社>ポジション>評価 |
まず最初に、業界は年収に大きく影響します。
東洋経済新報社が出している会社四季報の業界地図の中に40歳時点のモデル平均年収が掲載されています。
一部を引用すると、
- コンサルティング業界:1,240万円
- 総合商社:1,115万円
- 放送:866万円
- メガバンク:774万円
- 介護:395万円
- 百貨店:452万円
- 家電量販店:479万円
となっており、高い業界と低い業界では2~3倍くらい差があることが分かります。
この差が生まれる理由はビジネスの構造にあります。
粗利が高いビジネス、つまり利益率の高いビジネスであれば、人件費に分配出来る割合が大きいので、給与も高くなります。
上のモデル平均年収ではコンサルティング業界やメガバンクなどが当てはまります。
一方で粗利の低いビジネスでは、人件費に分配出来る額は少なくなります。
小売やサービス業などはどうしても低くなってしまいます。
次に影響するのは業界内での立ち位置です。
多くの場合、上位のシェアを持っている企業のほうが給与が高い傾向があります。
業界トップ企業はシェア及び価格が高く、人件費に分配出来る原資が多いということが分かります。
その後に、ポジション、職種と続きます。
個人のスキルを高めてポジションを高めても、業界・個別の会社の給与相場よりも影響度が低いということです。
この構造は業種固有のもので、このルールに抗おうとしても、個人の力で変えるのは困難です。
年収を考えるにあたってはこうしたルールを理解しておいたほうがよいでしょう。
転職で年収を上げる方法
ここからは、本題である転職で年収を上げる方法を解説します。
転職で年収を上げる方法は、
- 年収の高い業界へ転職する
- 同業界同職種へ転職する
の2つです。
年収の高い業界へ転職する
年収を上げたければ、年収の高い業界を目指すことが年収を上げる最短の方法です。
例えば、コンサルティングや金融、広告、IT系の会社などは比較的高給です。
特に現在給与が低い業界で働いている方は、同格の仕事であったとしても業界を変えることで年収が大幅に上がることも珍しくありません。
とはいっても中途採用では、経験やスキルは求められます。
未経験から異業界へ転職する場合、その業界で活かせる経験を抽象化してアピールする必要があります。
業界経験はなくとも、営業や経理、人事、マーケティングなどの職種は、同職種異業界の仕事には比較的転職しやすいです。
現在、年収が高い業界で働いている方は、業界を変えて転職する場合、ほとんど年収は下がります。
同業界同職種へ転職する
現在年収が高い業界にいる方が年収を上げる方法はこれしかないといえるでしょう。
この中でも以下の2パターンに分類できます。
- 同一業界のシェア上位企業に転職する
- 同一業界でより高いポジションに転職する(=いわゆるキャリアアップ)
1つ目のパターンは、シェアの高い企業に転職することです。
同一業界でも年収に差はあります。
多くの場合、シェアが高い企業やニッチな市場でシェアが高い企業は年収水準も高いことが多いので、同一業界のより高いシェアの業界に行けば、年収が上がる可能性が高いです。
その場合、職種は現在のもので競合で積んだ経験を活かすことが期待されるでしょう。
役職・ポジションは変わらなくとも、上位企業に行けば年収が高くなりやすいです。
2つ目のパターンは、より高いポジションで転職すること、いわゆるキャリアップです。
営業のメンバーだったが、マネージャーに転職するなどのケースがあります。
今までの経験+αに期待されてという転職です。
この場合は必ずしもよりシェアの高い企業ではなく、勢いのある企業やシェアを伸ばしたい中堅クラスの企業であることも多いです。
まとめ
- 年収を上げる方法には転職のほかに、今の会社で評価を高める、副業や起業をするという選択肢がある
- 年収に影響を及ぼすのは業界>個社>ポジション>評価の順で業界が最も影響度が高い
- 転職で年収を上げるには以下の2つの方法があって、後者にはよりシェアの高い企業に行くというのと、ポジションを上げにいくという二択がある
①年収の高い業界に転職する
②同職種同業界で転職する
今回は転職で年収を上げる方法について解説しましたが、仕事選びは必ずしも年収だけでするわけではありません。
仕事内容ややりたいことが明確でそれを優先したい場合、年収が低かろうが高かろうが、その仕事を志すのがよいでしょう。
しかし多くの人にとって転職の検討の軸として重要な要素であることは間違いないので、その決まり方、年収を上げたい場合の考え方を説明しました。
この記事の監修者
人材業界転職ルート 編集部
人材業界専門の転職エージェント「人材業界転職ルート」の編集部です。人材業界での転職活動やキャリアに役立つ記事を更新しています。

