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介護職から未経験業界に転職したい!おすすめの職種や活かせる資格は?

介護職として働いている20〜30代で、「このまま介護の仕事を続けていいのだろうか?」と悩んでいる人は少なくありません。

そんな人たちが検討すべきなのが、「介護とは別の未経験業界・職種への転職」です。

この記事では、介護職からの転職を成功させるために役立つポイントをご紹介します。

この記事の監修者

人材業界転職ルート 編集部

人材業界転職ルート 編集部

人材業界専門の転職エージェント「人材業界転職ルート」の編集部です。人材業界での転職活動やキャリアに役立つ記事を更新しています。

転職で自分の望む労働環境を手に入れる!

現場で働く方々は肌で感じているはずですが、介護の現場は深刻な人材不足に陥っています。

厚生労働省の「社会・援護局 福祉基盤課 福祉人材確保対策室の調査」によると、平成29年の介護分野の有効求人倍率は3.50倍。

全業種の1.50倍に比べると、倍以上高い数字です。

平成30年6月は3.72倍とさらに上昇しており、高齢化や未婚率の上昇などによりますます深刻化しているのが現状です。

国・地方自治体や施設の空き待ちの利用者・家族らは、この人材不足に頭を悩ませています。

ただ、もっとも辛い思いをしているのは現場で働く人たちでしょう。

  • 「一人当たりの業務量や責任が増えるばかりで、給与・待遇はアップしない」
  • 「忙しさから職場の雰囲気が悪くなり、劣悪な人間関係が常態化している」

など、現場によって悩みはさまざまです。

現状を打破するには、“待ち”の姿勢ではなく、自分自身が解決に向けて動き出す必要があります。その選択肢として有効なのが「転職」です。

しかし転職を考えた時に、「転職はまだ早い」と若さを理由にためらっている方、「介護以外のビジネススキルに自信がない」という方もいらっしゃるでしょう。

社会人経験が少ないと考え、ためらっている方もいると思います。

ずばり、未経験の仕事への転職は十分可能です。当然、転職にはリスクがつきものですが、リターン(メリット)も大いにあります。

20〜30代で未経験の仕事に転職する4つのメリット

ポテンシャルを評価してもらえる

20〜30代前半の転職と40代以降の転職との大きな違いは、ビジネススキルよりもポテンシャル(伸びしろ)を評価してもらいやすい点にあります。

即戦力を求める企業でなく「じっくり社員を育てたい」「若い人材が欲しい」という企業なら、年齢が若く仕事観が固まっていないことは、むしろアドバンテージとなり得ます。

給与・待遇アップが期待できる

公益財団法人・介護労働安定センターの「平成25年度介護労働実態調査」によると、「賃金」に対する満足度は-24.5%で大幅なマイナスの結果となっています。

これは「やりがい45.3%」や「安定性21.7%」といった他の項目に比べて、ダントツに低い結果です。

給与や賞与に不満を抱えている介護労働者が、いかに多いかがわかります。

転職によって条件の良い企業とマッチングすれば、大幅な給与・待遇アップも期待できるでしょう。

キャリア・将来性に自信が持てる

営業、事務、経理、企画、マーケティング、教育など、世の中には様々な職種があります。

介護の仕事しか経験してないことに、ビジネススキルの面で自信をなくしている人やキャリア・将来性への不安を感じている人は、転職が環境を変えるチャンスとなります。

長い目で見て社員をじっくり育てる風土があり、未経験者への教育訓練・能力開発の制度が充実している企業を選ぶといいでしょう。

働き方を改善できる

介護の仕事は、基本的にどの施設でも、夜勤やシフト制の勤務形態があります。

「未婚で正社員」という立場なら、夜勤を含めた柔軟な働き方を半強制的に求められてしまうのが実情です。

年齢問わず、変動的な勤務サイクルが続いて、体やメンタルヘルスに不調が出る人も少なくありません。

その点、介護以外の業界で、夜勤や大きく変動するシフトがある仕事は限られます。

「自分の健康や家族を持ったときのためにも、朝〜夕方のような固定的なサイクルで働きたい」と考えている人にとっても、介護業界以外への転職は大いにメリットがあります。

介護職からの転職におすすめの職種

転職を成功させるには、「未経験でもチャレンジしやすい職種」を知ることが大切です。

今回は、比較的未経験者を積極採用している職種として、以下の6つを紹介します。

営業職

営業職の求人は、必ずと言っていいほど、どの転職サイトでも常時掲載されています。

  • 「介護で培ったコミュニケーション力を活かせる仕事がしたい」
  • 「インセンティブ制度がある企業で成果をあげてたくさん稼ぎたい」

といった想いを持っている人には、おすすめの職種です。

接客・販売・サービス

営業職同様、多くの求人が出ています。

働く場も幅広く、百貨店、スーパー、ホテル、旅館スタッフ、美容師、エステティシャン、飲食店、テーマパークなど多岐に渡ります。

  • 「多様な年代・性別の人と直接関わる仕事がしたい」
  • 「持ち前の気配りやサービスのスキルを活かしたい」

という人には、特に向いている職種です。

SE・プログラマー

IT業界は介護業界と同じく、人材不足が深刻です。

平成28年6月に公表された経済産業省の調査によると「2019年をピークにIT関連産業への入職者は退職者を下回る」と予測されており、人材不足はますます加速すると見られています。

SEやプログラマー関連の求人を見るとわかりますが、「未経験者歓迎」「初心者OK」といった条件で募集している企業が多くあります。

プログラミングに興味があるという人にはもちろん「介護とは別の業界で、ゼロから専門的なスキルを身につけたい」という人には、特におすすめの職種です。

WEBデザイナー

Webサイトのデザインを考えたり、HTML/CSSといった言語を使用して実際にサイトを作ったりする仕事です。

近年、需要が高まっている職種で、趣味でホームページを作ったことがある人や、長時間パソコンと向き合うことが苦ではない人に、向いていると言えます。

プログラマーやクライアントらと共同で進める業務がほとんどのため、協調性やコミュニケーション力も求められます。

事務職

「体力・健康面の不安や残業を避けたい」などの理由から、特に女性には、事務職への転職希望者が多いです。

事務職も、未経験でも転職できる可能性は十分にあります。

最低限のパソコンスキルは必須ですが、企業の規模によって求められるレベルが異なります。

現時点で自信がない人は、転職する前にパソコン関連の資格を取ることをおすすめします。転職先の選択肢がより広がるはずです。

教育・保育

「人の成長や生活を直接的にサポートする」という面では、福祉(介護)業界と教育・保育業界は密接に連関しています。

高齢者介護の仕事で培われる、洞察力、コミュニケーション力、道徳観・倫理観、思いやる心、といったスキルや資質は、子どもと関わる上でも非常に大切な要素です。

子どもが好きな人は、保育士、学童保育指導員、放課後等デイサービス(障がい児の児童指導員)、などが転職先としておすすめです。

勉強に自信がある人は、塾講師や公立・私立の学校教員といった選択肢もあります。

介護職からの転職で活かせる5つの資格

職種選びとともに重要なのが、資格です。

紹介した6つのどの職種を選ぶ場合でも、持っているとアピールできる資格をご紹介します。

FP(ファイナンシャル・プランナー)

FPを、「家計・老後のお金を管理するための資格」と思っている人が多いですが、ビジネスの現場でも広く役立ちます。

特に、年金・社会保険、資産運用、税制、ローンなどの知識は、どんな職種に就いても必要になるケースがあります。

簿記2級以上

企業が社員に求める資格として、常に上位に挙げられる資格の1つです。

会社の財務諸表の数字から経営内容を把握できる簿記のスキルは、職種によらず求められます。

経理や事務以外の職種に就きたいと考えている人も、持っておくと有効なアピールになるはずです。

TOEIC 600点以上

転職においてプラスに評価されるTOEICの最低スコアは、600点以上と言われます。

一般社団法人・国際ビジネスコミュニケーション協会の調査によると、2013年時点で、TOEICの点数を「参考にしている」、「参考にすることがある」、「参考にしていないが将来はそうしたい」と回答しているのは全体の83.3%に上ります。

また、同調査で「上場企業が入社時に期待するスコア」は、以下です。

  • 新入社員:565点
  • 中途採用社員:710点

ただし、現在は、2013年に比べて中小企業でもグローバル化や外国人の積極採用が進んでいます。

こうした流れを見ると、企業の規模・業界・職種問わず、「ハイスコアを持っているほど有利になる」ことは間違いないでしょう。

MOS

パソコンスキルがあることを客観的に証明できます。

報告書や会議資料の作成は、どんな仕事でも求められる基本的な業務です。

MOSの資格は、こうした事務的業務を、資格を持っていない人よりも効率的に遂行できることの証明でもあります。

宅地建物取引士(宅建)

宅建は不動産業界以外に転職したい人にも役立つ資格です。

たとえば、金融業界での営業・融資・コンサルといった業務では、宅建で学ぶ法律・金融の知識を大いに活かせます。

また、しっかり勉強をしなければ取得できない資格でもあります。ど

んな業界・職種を受ける場合でも、「一定の知識・教養がある」という点でプラスに評価されるでしょう。

介護職からの転職成功の可能性を高めるためには

ここまで紹介したポイントに加えて重要なのが、「転職相談の活用」です。

転職に関する専門知識を持った転職エージェント(キャリアアドバイザー)に相談することには、以下のようなメリットがあります。

  • カウンセリングによるキャリアの棚卸しや、不安・疑問の解消
  • 大手企業からベンチャー企業まで自分にマッチした求人の紹介
  • 面接対策、履歴書・職務経歴書の添削による転職サポート

また、転職活動のモチベーションを維持しやすいことも、転職相談をするメリットです。

「転職サイトに登録して求人を探してみたけど途中で挫折した」という人はとても多いです。

転職エージェントと積極的に連携することで、転職への動機や目的が明確になり、ゴールまでやる気を継続しやすくなります。

▼参考文献

・厚生労働省「社会・援護局 福祉基盤課 福祉人材確保対策室の調査
・公益財団法人介護労働安定センター「平成25年度介護労働実態調査
・一般社団法人国際ビジネスコミュニケーション協会「2013年『上場企業における英語活用実態調査』報告書

この記事の監修者

人材業界転職ルート 編集部

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