- 作成日:2024.03.29
- 更新日:2024.12.10
短期離職について転職前に知っておくべき事と、転職活動のポイント
本記事では、短期離職を伴う転職を検討している方に向けて、
- 転職する前に、短期離職について知っておくべき事
- 短期離職を伴う転職活動のポイント
について解説します。
既に離職している場合についても解説していますので、離職中の方もぜひご覧ください。
この記事の監修者
人材業界転職ルート 編集部
人材業界専門の転職エージェント「人材業界転職ルート」の編集部です。人材業界での転職活動やキャリアに役立つ記事を更新しています。
目次 INDEX
短期離職と受け取られる目安期間
短期離職の期間に明確な定義はありませんが、目安として1年以内の離職は、企業から「比較的短い」という印象を持たれがちです。
明確な統計ではありませんが、短期離職される方は、入社から半年ほどで離職をされる事が多い印象です。
入社半年という時期は、人間関係が構築できておらず、仕事内容にも慣れていないため、辛さを感じやすい時期です。そのため、この期間に離職を判断されるケースは多いです。(逆に、半年続けられれば、その後も続けやすくなると考えられます。)
関連記事:転職後、入社半年以内に心がけるべきたった1つのこと
短期離職でも転職は可能
採用をする企業の立場からすると、短期離職に対する印象は良くありません。「自社で採用したとしても、またすぐに辞めてしまわないだろうか」という懸念が生じる為です。
そのため短期離職は転職活動において不利になりますが、短期離職だからといって転職できない事はありません。
短期離職をしても仕方がないケース
起きてほしくない事ではありますが、転職先でのミスマッチが起きる可能性はゼロではありません。仮にミスマッチが生じてしまい、どうしても耐えられず、自身でどうしようもない場合は、意思決定して短期離職をする事も一つの選択肢と言えます。
また、レアケースではありますが、就職した企業が行っている事業がコンプライアンスに反していたり、社内にパワハラ(恫喝や暴力など)・セクハラが横行していたりする状況であれば、短期間であっても離職した方が良いです。自覚なく問題に加担してしまったり、メンタルを崩したりすることに繋がる可能性がある為です。
短期離職する前にやるべきこと
短期離職を考え始めたり、迷ったりしている方にまずやっていただきたいことは、以下の二点です。
- 辞めたい理由を整理する
- 仕事に対する視点を変えてみる
それぞれ解説します。
辞めたい理由を整理する
短期離職をしたいと考えている際は、そう考える何かしらの理由や違和感があるはずです。まずは、その違和感を整理して言語化する事が大切です。
今の仕事を何となく辞めてしまうと、次も何となく新しい職場を選んで、また何となく辞めたくなってしまう、という事になりかねません。
どうして辞めたいと思っているのかを言語化し、整理しましょう。
仕事に対する視点を変えてみる
仕事に対する捉え方を変えることで、離職をしなくても問題が解決する場合があります。具体的には、以下の3点について考えてみましょう。
時間軸を長くとってみる
たとえば、「今のプロジェクトが終わるまでの半年間は様子を見てみる」というような考え方です。プロジェクトの内容や関わりのある人間関係によって辛さを感じている場合は、終わってみたら辞めるほどではなかった、と思う可能性もあります。
きついことを言ってくる人の立場を考えてみる
上司など、周囲の人が自分に対してきついことを言ってくる場合は、なぜそういった発言をするのか、相手の立場に立って考えてみましょう。自分の立場からでは見えなかった部分に気付ける可能性があります。
自分自身に変えられる部分がないか考えてみる
転職したてにも関わらず仕事を辞めたい時は、これまでの経験によって逆に視野が狭まっている可能性もあります。自分自身を振り返る良い機会と捉えて、変えられることがないか、柔軟に考えてみるのも良いかもしれません。
離職をしたいと考えている今、できる事
離職をしたいと考えている今できる事としては、先述した「辞めたい(転職したい)理由の整理」があります。
ただ、自分一人で転職理由の整理をするのは難しい為、第三者に相談をすることをおすすめします。
利害関係が発生しない信頼できる人に相談する事で、考えと話の整理をすることもできます。その際、転職エージェントに相談してみるのもおすすめです。
ただし、転職エージェントは転職先を斡旋する立場にあるため、転職に行動が誘導される可能性はあります。その前提をしっかりと認識した上で、どのように迷っているのかを相談すると良いでしょう。
短期離職を伴う転職活動のポイント
ここからは、短期離職することを決めた方に向けて、短期離職を伴う転職活動のポイントや留意点を解説します。
前章と重複している箇所もありますが、ぜひ最後までご覧ください。
辞める理由をはっきりさせる
1つ目は、辞める理由をはっきりさせることです。
辞める理由をはっきりさせる事で、面接時に自分がなぜ辞めるのかを話しやすくなりますし、次にどのような会社を選ぶべきかも整理できます。
自分一人で考えを整理するのは難しい為、利害関係が発生しない第三者に相談してみると良いでしょう。
例えば、友人に「転職しようと思っている」と相談した場合、「なぜ転職しようと思っているのか」という質問が返ってくるはずです。それに対して回答する内容が、辞めたい理由になります。
その際、自分の答えが相手にうまく伝わっていないようであれば、それは他の人にも伝わりにくいという事なので、考えを整理しなおしたり、言葉や伝え方の工夫をする必要があります。その時に、転職エージェントを活用するという方法もあります。
辞める理由を隠さない
2つ目は、辞める理由を隠さないことです。
辞める理由を聞かれた際は、変に隠したり曖昧にするのはやめた方が良いです。
短期離職は企業側にとって不安要素になりますが、そんな中で曖昧な回答をしてしまうと、より企業側の不安感が強まり、マイナスな印象を残すことになってしまいます。
辞める理由は隠さず、整理した離職理由を素直にわかりやすく伝えましょう。
入社1、2ヶ月など、より短い期間で離職している場合、離職理由を伝えづらいと感じることもあるかもしれません。
しかし、「実際に働いた結果想定外なことがあった」や「自分が何か勘違いをしていて思っていたことと違うことに気が付いた」等の理由も正直に伝え、今後の展望を併せて伝えるようにしましょう。
辞める理由の「伝え方」について
辞める理由は隠さずに伝えた方がよいですが、伝え方で気を付けた方がよい事はあります。
例えば、会社の悪口や、上司・同僚のせいにしているような伝え方をすると、非常に印象が悪くなります。「不平不満を感じやすく、同じ理由ですぐやめてしまうのではないか」という印象を持たれてしまう為です。
辞める理由を伝える際は、自身の感情を話すのではなく、事実に基づいて淡々と伝えることを心掛けると良いでしょう。
例えば、「上司にパワハラされた」というのは主観を伴う伝え方である為、「それは本当にパワハラなのか?」と、別の見方をされてしまう可能性があります。
この場合は、「上司に○○と言われた」等、事実を明確に伝えた上で、それを自分はどう捉えていて、次の環境に行きたいと考えている、という風に伝えると、誤解を生まないでしょう。
未来のことに焦点を当てて話す
面接で離職理由などの質問に答える際は、今後について焦点を当てて伝えることができると良いです。
前の会社ではどうだったというような過去の話を長々としてしまう方がいらっしゃいますが、企業側は、応募者が過去の出来事に対してどう考えて、今後どうしていきたいと考えているのかを知りたいと思っています。
未来や今後のことに焦点を当てることで、話の内容は同じでも、印象が大きく変わります。
過去の出来事を前向きにとらえて、伝え方を工夫してみると良いでしょう。
既に短期離職をしている場合
最後に、既に離職をしている場合について解説をします。
離職している期間が長ければ長いほど、企業から敬遠される傾向にあります。
既に離職をしている方で、働きたいという意思がある場合は、できるだけ早く転職活動を始めて機会を掴むのが一番良いです。
まとめ
ここまで、短期離職について知っておくべき事、短期離職を伴う転職活動をするポイントについて解説してきましたが、自分一人で考えを整理したり、転職活動を行う事は難しいです。
そういう時こそ専門家を活用するのが良いと思いますので、例えば転職エージェントに相談して、
「短期離職になるのだが、転職を検討していて、こういうところを求めている。」
という感じで、転職エージェントを壁打ち相手として上手く活用する事をおすすめします。
この記事の監修者
人材業界転職ルート 編集部
人材業界専門の転職エージェント「人材業界転職ルート」の編集部です。人材業界での転職活動やキャリアに役立つ記事を更新しています。