- 作成日:2024.07.26
- 更新日:2024.12.11
元リクルートのキャリアアドバイザーに聞いた転職後の働き方や年収
リクルートからファンオブライフに入社しキャリアアドバイザーとして活躍している畠山さんに、前職での経験や転職した経緯などをインタビューしました。
後編では次のようなお話をお聞きしています。
- 働き方や年収がどのように変化したか
- 転職エージェントに向いている人の特徴
- マルチタスクをこなす方法 など
まだ前編をお読みでない方は、ぜひ前編とあわせてお読みください。
この記事の監修者
人材業界転職ルート 編集部
人材業界専門の転職エージェント「人材業界転職ルート」の編集部です。人材業界での転職活動やキャリアに役立つ記事を更新しています。
目次 INDEX
入社当初は良い意味で未整備な環境だった

今回もよろしくお願いします。畠山さんがキャリアアドバイザーに転職して、現在何年目でしょうか。
よろしくお願いします。
丸4年経って、5年目に入ったところです。
ということはもう前職よりも長くお勤めなんですね。転職後の研修はどのような感じでしたか?
入社したらまず面談をチラッと見せていただいて、そのあともう「やっていこうか」という感じでした。
当時のファンオブライフはまだまだ組織が整っていなかったので、そういうOJTみたいな面もあったのかなと思いますね。
先輩の面談を見たうえで自分なりのやり方を考えてまず実行していくといった、良い意味でまさに未整備な環境で走り始めた感じでした。
そういった状況を楽しめるタイプでないと抵抗があったかもしれませんね、当時は。
教育業界に人材を供給することにやりがいを感じる

前回、畠山さんは教育業界を目指していたとお聞きしましたが、キャリアアドバイザーという形で教育に関わるということについてどのように感じていますか?
たとえば教育系サービスを持っている企業でしかできないこともあると思います。
ただ教育業界に与えるインパクトについて考えたとき、教育系サービスを持ってる企業で活躍できる方をおつなぎしていくというのは大きな仕事だなと。
そこにやりがいを感じますね。
さまざまな方の教育業界への転職を支援することで、結果的に教育業界全体が良くなることを後押しできていますよね。
そう思います。
ただ、現職に入社してからも教育系企業の求人を見ると「面白そうだな」ってしょっちゅう思っていますけどね。
たしかにずっと見てますもんね(笑)。ただそういう観点で求人を見ているからこそ、「こんな面白い企業がありますよ」と求職者に紹介できるのかもしれませんね。
そういう面もあるかもしれませんね。
それこそ「この会社こんなこと始めるんだ!」ということも面白いと思いますし、そういった情報が入手できるのも、人材紹介会社の特徴なのかもしれませんね。
求職者との面談に集中できる環境
リクルート時代のゴリゴリ新規開拓営業と比べて、現在の営業活動の形態は違いますか?
今はマーケティング部門が集客の施策をして、キャリアアドバイザーがご登録いただいた求職者の面談を行うのが基本ですから、自分から新規開拓するのとは違います。
畠山さんの中で前職とのギャップはありますか?
本当にありがたいなと思います。
前職は商談をするのが当たり前のことではなくて、自分で取りにいかなければならない環境でしたから、やはり感謝をしながら売上を立てなきゃなという気持ちがあります。
以前よりもカウンターセールスに近い形ですし、面談に集中できる良さがありそうですね。
そうですね。
現在の働き方には「大満足」

畠山さんの1日の面談数はどれくらいなのでしょうか。
平日は2~3件くらいです。
たまに土日に出勤したときは、5~6件ほど面談していますね。
となると、月間40~50件くらいになりますね。
そうですね、大体そのぐらいに落ち着くかなと思います。
そのくらいの面談数をこなすにあたり、残業はどのくらいしていますか?
だいたい20~30時間くらいじゃないでしょうか。
今はフルリモートで仕事をしているので、通勤時間がないと考えるとほぼ残業していないようなものなのかなと思います。
以前と比べたら、畠山さん的に働き方には満足していますか?
もう大満足ですね。
前職とのギャップが大きい面も

逆に人材紹介会社の営業の「こういうところが大変だな」と思う部分はありますか。
大変というほどではありませんが、リクルート時代は目の前で商談をしている方がお金を出してくれるクライアントだったのですが、人材紹介はそうではないという点に難しさを感じました。
人材紹介サービスがお金をいただくのはクライアント企業で、畠山さんがふだん接している求職者は「お客様」ではないということですよね。どういった部分にギャップを感じましたか?
どちらも「提案をする」という点は変わりませんが、求職者に対応しているのに「営業感」が出てしまっていたんじゃないかなと思います。
もしかすると今でも営業感があるかもしれませんが……そういった点に前職とのギャップを感じることがあります。
リーダーとしてチームマネジメントにも携わる

なるほど。畠山さんは現在、キャリアアドバイザーのリーダーも勤めているということですが、具体的にどのような業務を行っていますか?
今、リーダーとしてチームをひとつ任せていただいています。
2名いるメンバーの育成やマネジメントなど、主に成果を出すためにしっかりサポートをするのがリーダーとしての役割です。
メンバーが実施した求職者との面談にフィードバックを返したり、転職活動に進捗がある方がいれば担当者から相談を受けてどう内定につなげるかを一緒に考えたり、アドバイスしたりということが中心ですね。
畠山さんがリーダーになる前にメンバーとして活動していたのは何年間ほどでしょうか。
だいたい2年間ほどですね。
リーダーとしての大変さや、いまでも苦労しているというポイントはありますか?
たとえばあるメンバーに「こういうことをやったほうがいい」ということがあるとき、それをどう伝えるかは課題です。
本人の腑に落ちるにはどういった伝え方がよいのかということはマネジメント次第ですし、難しい部分だなと感じますね。
そのメンバーがモチベーションを保って仕事をするにはどんな伝え方がよいかとか、自分が言ったことが腑に落ちているのかなということを探るようなことは、一人の業務だとなかなか発生しませんよね。
おっしゃる通りですね。
転職して年収300万アップ

年収面では、前職と現職ではどのくらい差がありますか?
200~300万円は上がったと思います。
僕はあまり年収アップにこだわりがないタイプではあるのですが、転職時には重きを置いていました。
いざ源泉徴収票を見てみると、すごく上がったなと実感できてありがたいですね。
人材紹介会社は営業のインセンティブが高い会社と、ベースがある程度高い会社で差が大きいイメージですが、ファンオブライフはインセンティブが高いタイプの企業でしょうか。
そうですね。
前職から200~300万アップしたというのは、インセンティブがそのまま反映されていると。
はい。
たぶん、ベースはリクルートのほうがよいんじゃないかと思います。
その分、営業の実績に応じた報酬をもらって伸びたという感じなんですね。畠山さんとしては、総じてキャリアアドバイザーに転職して良かったと感じていますか?
そうですね、良かったと思います。
キャリアアドバイザーに転職して一番「嬉しい」と感じるのはどのような点ですか?
キャリアアドバイザーとして教育業界に貢献できていることがとても嬉しいですね。
キャリアアドバイザーは転職支援と営業のバランスが大事
畠山さんから見て、キャリアアドバイザーに向いているのはどのような人ですか?
求職者のサポートと営業をバランスよくできる方は向いていると思います。
また、マルチタスクになりやすい仕事でもあるので、複数の業務を上手く回すスキルがあるかたは非常にマッチするのではないでしょうか。
「求職者のサポートと営業のバランス」とは、具体的にどのようなことでしょうか。
キャリアアドバイザーは求職者の転職成功に向けたサポートをすることが大きな業務である一方、営業職でもあります。
営業職としてはどう売上を作っていくかということにコミットする必要があるので、サポートと営業のどちらかに偏ってしまう人だと、ミスマッチになってしまうかなと思います。
成果につながる業務を優先してマルチタスクを克服

なるほど。畠山さん自身がマルチタスク能力を鍛えた方法や、現在どのような意識で業務に臨んでいるかを教えてください。
僕も前職では、サロン1店舗の相談をどう解決するかといったひとつのタスクを突き詰めるやり方をしていました。
しかし現在はやることが非常に多くなったので業務の優先順位を決め、その日やることの管理をすることを意識しています。
また、その日やるべきことをやり切ってから次の日を迎えるのがとても大事だと思います。
マルチタスクが苦手な方は、そもそも業務の整理が苦手な方も多いと思います。畠山さんはどのような意識で業務整理をしていますか?
「本当に成果につながる業務はどれだろう」と考えて優先度を決めることが一番大事だと思います。
ありがとうございます。転職してよかったというお話が聞けて、転職エージェントとしても非常に嬉しかったです。本日はお時間をいただきありがとうございました。
ありがとうございました。
この記事の監修者
人材業界転職ルート 編集部
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