- 作成日:2023.09.21
- 更新日:2026.07.03
人材派遣の営業職に転職|仕事内容・きつさ・年収について解説
人材派遣会社における営業職の仕事内容や、平均年収、求められるスキルについてまとめました。
人材派遣の営業は、未経験でも挑戦できる職種です。
営業職に就くメリットやきついと言われる理由のほか、身に付けておきたいスキル、転職を成功させるコツ、将来のキャリアパスに関する情報も紹介します。
この記事の監修者
人材業界転職ルート 編集部
人材業界専門の転職エージェント「人材業界転職ルート」の編集部です。人材業界での転職活動やキャリアに役立つ記事を更新しています。
目次 INDEX
人材派遣の営業職の主な仕事内容
人材派遣会社で働く営業職は、さまざまな企業と関わりを持つやりがいのある業種です。その仕事内容は、大きく3つに分類されます。
新規営業
スタッフの派遣先となる顧客企業を新しく見つけ出すための業務です。新規開拓では、電話等でアポイントを取ってから直接企業へ出向き、ヒアリング・人材派遣サービスの提案をします。
テレアポ以外にも、飛び込みで営業することもあります。しかし、どちらもすぐに営業の機会が得られるわけではありません。
話を聞いてもらう前に断られるケースも多いため、精神面の強さが求められます。
既存顧客に向けた営業
すでに取引実績のある顧客企業に対して、引き続き営業活動を行うルート営業も担当業務のひとつです。人材派遣の営業は、顧客企業に派遣スタッフを派遣して終わりではありません。
現状をヒアリングしたうえで、派遣スタッフの増員を提案する役割も担います。信頼関係を築いたうえで、顧客企業の状況や求める人材をよく理解しておくことが大切です。
派遣スタッフと企業間での調整
自社に登録しているスタッフの中から、顧客企業が求める人材を選出するマッチング業務も、営業職の仕事です。会社によっては、人材コーディネーターと営業担当が連携して行う場合もあります。
顧客の希望する条件に適したスタッフを選出し、面談に同行するほか定期的なカウンセリングを実施します。企業と派遣スタッフ双方の仕事に関する困りごとを調整するのも営業の仕事です。さらに、派遣されているスタッフが引き続き働けるよう、スタッフへのアドバイスや教育なども行います。
関連記事:人材コーディネーターとは|仕事内容・年収・向いている人の特徴
人材派遣の営業の平均収入
一般的に、年収は、企業の利益率の高さで決まります。利益率が高いほど、人件費にかけられるお金が多くなる為です。
人材派遣業は、人材業界の他業種(人材紹介など)よりも利益率が低い傾向にあるため、年収が高くなりにくい傾向にあります。ただし、会社によっては、インセンティブ制度を設けている事がある為、転職先を探す際は、インセンティブ制度がある企業かどうかもチェックすると良いでしょう。
人材派遣会社の営業職として働く場合、年収は企業によって異なります。人材業界の年収について、以下の記事で詳しく紹介しています。興味のある方は、ぜひ参考にしてみてください。
人材派遣の営業をするメリット
人材派遣の営業は、仕事内容から「きつい」といったイメージを持たれることも少なくありません。しかし、営業職だからこそ得られる経験やメリットもあります。継続的にさまざまな経験を積み重ねていけば、やがて大きな自信へと結びつくはずです。
やりがいがある
クライアント企業によって、派遣スタッフに求める条件は多様です。クライアント企業・派遣スタッフの双方が納得のいくマッチングができたときには、大きな達成感を味わえます。
また、クライアント企業や派遣スタッフから、直接感謝の言葉をかけてもらえる機会も多く、やりがいを感じられます。さらに、派遣スタッフのフォローを通して、キャリア形成に関われることもメリットのひとつです。
幅広い業種と繋がることができる
人材派遣の営業職は、多業種の企業の担当者と関わります。そのため、幅広い業種の人とコミュニケーションを取る機会が得られます。
仕事を通じて、派遣先企業の業界事情に詳しくなれる点もメリットです。
人材派遣の営業で大変なこと
人材派遣の営業の仕事内容は、決して楽なものではありません。「大変」「きつい」と感じたときに、どうすれば解消できるのか対処法を知っておくことも大切です。
目標をプレッシャーに感じることがある
人材派遣業に限らず、一般的な営業職では、売上目標が設定されています。競合の多い人材派遣業は、目標達成の難易度は高くなりがちです。これをプレッシャーに感じる場面も少なくありません。
ただし、前述したように、営業職はインセンティブ制度が設けられていることの多い職種です。
目標達成によってインセンティブが得られれば、自身の努力が認められたと実感できるため、モチベーションアップに繋がります。
きついと感じることだけに目を向けるのではなく、自分が何に対して前向きに取り組めるのか冷静に分析してみると、前向きな気持ちを取り戻すきっかけをつくれます。
勤務時間が長くなりやすい
会社の規模によっては、営業担当が人材コーディネーターを兼任することもあり、仕事量の多さが勤務時間の長さに繋がることもあります。
派遣スタッフの対応を行う場合、派遣スタッフの事情にあわせて、夕方以降の時間帯に連絡を取り合ったり、研修や会議を行ったりするケースも多いため、勤務時間は長くなりがちです。
人材派遣の営業に向いている人
課題を見つけ出す力やヒアリング力、相手先と信頼関係を築くために欠かせない対人コミュニケーションスキルを持っている人などは、営業職に向いています。
行動力がある人
人材派遣の営業職は、一日に多くの企業にアプローチします。テレアポや飛び込み営業で断られてしまう経験が重なると、考える時間ばかりが多くなり、行動に移せなくなる人もいます。しかし、そのような経験をしてもためらわず、発想を転換してなるべく多くの企業へ電話をかけてアポイントを取ることや、積極的に飛び込み営業できる行動力が営業職には必要です。
断られた原因を分析して気持ちを早く切り替え、常にアクティブな姿勢を維持できる人は営業職に向いています。
コミュニケーション能力がある人
人材派遣の営業職にはヒアリング力も必要です。
人材派遣の営業職におけるコミュニケーションで意識したいのは「準備する力・聞く力・話す力」の3つです。顧客に信頼してもらうには、一方的にこちらの意見を伝えるだけでなく、客観的なデータを示した方がスムーズに伝わるケースが多々あります。そのため、常に情報を収集し、準備しておくことが大切です。
人材派遣の営業に必要な資格・スキル
人材派遣の営業に就く際、必須の資格はありません。
人材派遣の営業は、人の話を聞くことや、企業への交渉、提案などを行う仕事です。そのため、資格よりもコミュニケーション能力の方が重要視される傾向があります。学歴・経歴を問わない企業も多いため、人材派遣業界では、他業界から未経験者が転職したりすることも珍しくありません。
先述した通り、人材派遣営業になるために必須の資格はありませんが、関連する資格としては、国家資格の「キャリアコンサルタント」があります。
人材派遣の営業のキャリアパス
人材派遣会社の営業職は、キャリアパスが豊富です。多くの業種や人と関わりながら仕事をした経験は、さまざまな場面で活かすことができます。
まず、社内で実績をあげ、出世していく道があります。
他にも、人材業界の他業種(人材紹介など)の営業職への転職や、企業の人事部の採用担当者へ転職する人もいます。
また、法人営業の経験を活かし、他業界の法人営業へ転職するなど、キャリアパスは非常に多様です。
人材派遣の営業職に転職するには
人材派遣の営業職は未経験でも転職可能ですが、選考に向けて自身のスキルやアピールポイントを棚卸する必要があります。
転職活動に取り組んでいると「転職理由や自己PRが上手くまとめられない」など、さまざまな悩みをひとりで抱えてしまいがちです。転職を考えている場合は、人材紹介会社に登録して、転職サポートを受けるのもひとつの手段です。
人材紹介会社のキャリアアドバイザーとの面談を通して、これまで認識していなかった自分の強みや新たなアピールポイントを発見できるかもしれません。
また、自分に合った求人を紹介してもらえるほか、作成した書類の添削、面接対策、キャリアプランの提案などの手厚いサポートが受けられるのも魅力です。
この記事の監修者
人材業界転職ルート 編集部
人材業界専門の転職エージェント「人材業界転職ルート」の編集部です。人材業界での転職活動やキャリアに役立つ記事を更新しています。

