- 作成日:2024.05.15
- 更新日:2024.12.11
人材育成コンサルタントに転職|仕事内容・年収・資格など
この記事では、人材育成コンサルタントの仕事内容・年収等について解説しています。
人材育成コンサルタントへの転職を検討している方に向けて、転職する際に知っておきたい事や、転職エージェントを利用するメリットについても紹介しています。
この記事の監修者
人材業界転職ルート 編集部
人材業界専門の転職エージェント「人材業界転職ルート」の編集部です。人材業界での転職活動やキャリアに役立つ記事を更新しています。
目次 INDEX
人材育成コンサルタントとは
人材育成コンサルタントとは、主には組織や人材の育成に関わる課題解決のために提案を行い、業務支援を行う職業です。
提供するサービス内容は各コンサル企業により異なりますが、企業の人材課題に対し分析を行い、従業員のスキル向上やキャリア成長を促進するための戦略設計や実務実行等を行います。
これらを行い、従業員が最大限のパフォーマンスを発揮できるように支援し、企業組織の生産性を向上させることが主なミッションです。
人材育成コンサルタントの仕事内容
人材育成コンサルタントの仕事内容は多岐に渡りますが、以下のようなものがあります。
- 現状分析と提案
- 教育プログラムの設計
- 実行と効果測定
- 人材戦略とキャリア開発の見直し整備
それぞれ解説していきます。
現状分析と提案
まずは、企業組織が現在抱える課題と目指すべき姿を、クライアント企業へヒアリングを行いながら明確にします。
その上で、目指すべき姿とのスキルギャップを知るために、従業員の現在のスキルセットや知識、経験レベルを評価し、ギャップを特定します。この分析を行うことで、どのスキルを向上させるべきか、どのスキルが必要かが明らかになります。
これらの分析結果をプロジェクトのステークホルダーへ報告し、人材開発の計画の設計、提案を行います。企業が直面する具体的な育成ニーズを可視化させ、効果的な戦略構築のための基盤を作るのが、このステップでの人材育成コンサルタントの役割です。
教育プログラムの設計
前述した現状分析結果に基づいて、目指すべき姿に必要なスキルや知識を身につけるための教育プログラムを設計します。管理職向け、中間管理職向け、新入社員向け、といった組織の階層に沿ってプログラムを設計するのも役割の一つです。それぞれの役割に見合った必要なスキル向上のためのカリキュラムを具体的に作成していきます。
実行と効果測定
組織階層毎のプログラムを実際に実行していきます。展開形式は参加型の研修やワークショップなどがあり、コンサルティングのサービス範囲にもよりますが、プログラム実施時に参加者の学習を促進するためのファシリテーションなども人材育成コンサルティングが行う場合もあります。
また、プログラムは最初から全員に対し行うのではなく、少数の対象者に対し実行し、効果測定を行うケースもあります。参加者や関係者からフィードバックを収集し、必要に応じてプログラム内容や教育手法などの最終的な調整を経て、組織全体へ展開します。
人材戦略やキャリア開発の見直し
プログラムの定期的なモニタリングと評価を行った後に、今後の人材戦略の見直しとキャリア開発の整備を行います。実行結果を基に、組織のリーダーやHR部門等に対し、人材育成関する助言や提案を行い、組織変革や成長に伴う人材戦略の方針の見直しを支援します。また、従業員個々のキャリアパスを考え、キャリア開発計画を作成するなど人材育成に関する網羅的な体制整備を支援します。
人材育成コンサルタントの平均年収
人材育成コンサルタントに限ったデータではありませんが、厚生労働省によると、人事コンサルタントの平均年収は780.9万円です。
国税庁が発表した給与所得者男性の平均年収は563万円、女性の平均年収は314万円であることと比較すると、人事コンサルタントの平均年収は、日本の平均年収よりも高い傾向にあると言えるでしょう。
参考
・job tag|厚生労働省
・令和4年分 民間給与実態統計調査
人材育成コンサルタントに関連する資格
人材育成コンサルタントになるために保有すべき資格や免許はありませんが、人事・労務に関わる資格や、転職でアピールポイントとなりうる資格には、以下のようなものがあります。
- キャリアコンサルタント
- 社会保険労務士
- 中小企業診断士
それぞれの資格について解説します。
キャリアコンサルタント
キャリアコンサルタントとは、日本キャリア開発協会が主催する資格試験です。厚生労働省によれば、キャリコンサルタントとは労働者の職業の選択、職業生活設計または職業能力の開発および向上に関する相談に応じ、助言および指導を行うキャリアコンサルティングの専門家としています。
キャリアコンサルタントは2016年より国家資格に認定され、資格を取得するとキャリア形成支援に必要な知識を身に付けられ、キャリアコンサルタントを名乗ることができます。厚生労働省が2023年11月に実施した第23回キャリアコンサルタント試験での合格率は、学科試験のみで52.6%、実技試験のみが65.4%、学科実技同時合格が45.4%となっています。
・参考
キャリアコンサルタント|厚生労働省
第24回キャリアコンサルタント試験結果の概要
社会保険労務士
社会保険労務士は、社会保険や労務に関する法知識を持つスペシャリストです。この資格を取得することで各種申請書の作成や手続きの代行、労務に関するアドバイスなどを行えるようになります。
社会保険労務士は国家資格です。厚生労働省が2023年8月に実施した第55回社会保険労務士試験の合格率は6.4%となっています。
中小企業診断士
一般社団法人 中小企業診断協会によると、中小企業診断士は、中小企業の経営課題に対応するための診断・助言を行う専門家です。「中小企業支援法」第11条に基づいて経済産業大臣が登録する国家資格となっています。取得することでビジネスの知識を習得できます。人材育成コンサルタントとして中小企業の課題解決を支援するときに、特に役立つ資格と言えるでしょう。
中小企業診断士の試験は一次に筆記試験と二次に口述試験があり、それぞれの対策が求められます。一般社団法人 中小企業診断協会が発表した令和4年度中小企業診断士試験の合格率は、18.7%でした。
・参考
一般社団法人 中小企業診断協会
中小企業診断士試験 申込者数・合格率等の推移
人材育成コンサルタントに転職するには
人材育成コンサルタントへの転職を検討している方に向けて、転職のポイントを紹介します。人事関連の業務経験の有無によってアピールポイント等は異なる為、それぞれ解説します。
まず、転職理由を整理する
まず、経験の有無に関わらず、転職理由を整理する事が大切です。
転職理由を明確にする事で、自分の中で転職活動の軸を固める事ができます。これにより、求人選びの方向性が定まってきますし、応募企業への志望動機の骨格も自ずと出来上がってくるはずです。
転職理由は複数ある事も多いと思いますので、洗い出した上で、本質的な理由を精査していきます。以下の記事で転職理由の整理について詳しく解説していますので、併せてご覧ください。
関連記事:転職を考える時、まずはじめにやるべき事
人事・人材育成に関連する業務経験がある場合
人事・人材育成に関連する業務経験がある場合、選考において有利になる可能性があります。選考では、業務経験での具体的なエピソードを盛り込んでアピールすると良いでしょう。
転職エージェントを活用し、業務経験の棚卸や、アピールポイントの整理のサポートをしてもらうのも良いでしょう。
未経験の場合
未経験での転職の場合は、人材育成コンサルタントの業務上で活かせる資格やスキルをアピールするのが効果的です。たとえば、業務上必要となるヒアリング力や、提案の際に必要となる論理的思考力といったスキルを具体的なエピソードとともにアピールするといった方法を取ると良いでしょう。
転職エージェントを活用するメリット
人材育成コンサルタントへの転職を検討している場合は、転職エージェントの活用がおすすめです。転職エージェントを利用することで得られる具体的なメリットを解説します。
履歴書や職務経歴書の作成アドバイスが受けられる
転職エージェントでは、キャリアアドバイザーから履歴書や職務経歴書の作成アドバイスを受けられます。
職務経歴書には「こう書かなければならない」という絶対の正解はありませんが、ある程度フォーマットが定まっていた方が採用担当者が見やすく、理解しやすいことも確かです。
キャリアアドバイザーから第三者視点で添削してもらう事で、書類通過率の向上が期待できます。
面接対策が受けられる
転職エージェントでは、面接対策も受けられます。第三者視点から、転職理由や志望動機、自己PRのアドバイスをしてもらえます。
人材業界に詳しい転職エージェントであれば、より詳しいフィードバックやアドバイスをもらう事ができるでしょう。
非公開含め、豊富な求人を紹介してもらえる
転職エージェントは、一般公開されていない非公開求人を保有しています。非公開求人を含めた豊富な求人から自分にあった求人を紹介してもらえる為、選択肢が広がります。また、自分では気付かなかった会社やポジションの求人を紹介してもらえる可能性もあります。
まとめ
人材育成コンサルタントは、クライアント企業の人材育成課題に向き合い、組織全体の生産性の向上に貢献できる、やりがいのある仕事です。
転職を検討されている方は、人材育成コンサルタントになるために役立つ経験やスキルを効果的にアピールし、転職活動の成功へと繋げましょう。
人材育成コンサルタントへの転職なら「人材業界転職ルート」
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人材育成コンサルタントや、人材業界への転職に興味をお持ちの方は、ぜひご相談ください。
この記事の監修者
人材業界転職ルート 編集部
人材業界専門の転職エージェント「人材業界転職ルート」の編集部です。人材業界での転職活動やキャリアに役立つ記事を更新しています。