- 作成日:2023.12.08
- 更新日:2024.12.10
30代の転職|難しいと言われる理由と、転職を成功させるポイント
30代で転職を検討しているものの、「年齢的に難しいだろうか…」と不安に感じ、一歩踏み出せない方は多いのではないでしょうか。
30代の転職には、難しい側面と、そうでない側面があります。
そこで本記事では、30代の転職が厳しいと言われる理由や、転職を成功させるポイントを解説します。
この記事の監修者
人材業界転職ルート 編集部
人材業界専門の転職エージェント「人材業界転職ルート」の編集部です。人材業界での転職活動やキャリアに役立つ記事を更新しています。
目次 INDEX
30代の転職が難しいといわれる理由
第二新卒までは、人柄や仕事に対する姿勢などで評価されることが可能ですが、20代後半になると実績やスキルが重視されるようになります。
30代前半は比較的に20代後半と近い位置づけですが、年齢が上がるにつれ、実績やスキルが重視される傾向は強くなります。
同程度の経験を持つ2者の場合は年齢が若い方が選考では有利に働くため、年齢が上がるほど採用される難易度が上がります。
このあと、30代の転職が難しいといわれる理由を詳しくご紹介します。
未経験可の求人が少なくなる
30代では、未経験での採用枠はほとんどなくなります。
20代後半までを対象とした募集の場合、その業界や職種についての経験がなかったとしても、他での際立った経験などを評価され採用につながることがあります。
しかし、30代では、即戦力になることや管理職としての適応を重視されることが多く、「業界未経験OK」「職種未経験OK」というような求人は少なくなる傾向にあります。
募集要件がより具体的になる
30代以降が対象の募集は、求める経験やスキルなどの必須要件がより具体的になります。
例えば、20代向けの求人の場合は、必須条件が
- 「社会人経験〇年以上」
- 「顧客折衝経験〇年以上」
などであることも少なくなく、該当している人が多そうな内容であることが多いです。
しかし30代向けの求人になると、
- 「ハードウェアの法人営業経験〇年以上」
- 「〇〇領域にて〇名以上のメンバーのマネジメント経験」
というように、要件がより具体的になってきます。
このように、20代向けの求人と比較すると、30代向けの求人は必須要件がより具体化します。
選考通過する可能性のある求人が少なくなるという意味では、30代以降の転職は難しいと言えます。
そもそも募集人数が少ない
30代を対象とした求人は、マネージャーなどの管理職が募集ポジションとなってくることもあり、そもそもの数が少ない傾向にあります。
一般的には、営業メンバーよりも管理職の人数の方が少ないです。営業メンバーを募集する際は大量採用である場合もありますが、管理職ポジションの場合は募集人数が少ないことが大半です。
30代の転職では、要件が合う求人は通過率が大幅にアップする
ここまで、30代での転職が難しいと言われる理由を説明してきましたが、30代の転職は必ずしも難しい側面ばかりではありません。
30代以降の転職では、募集要件がより具体的になる為、自身の経験・スキルにマッチする求人であれば通過率が高くなる場合があります。
企業側も、求める要件が具体的になり、合致する人材の数が少ないということを理解している場合が多いため、積極的に人材を獲得しようとします。
選考基準もぶれにくくなるため、要件に合う人材がいた場合には「自社により合う人をじっくり選ぼう」というよりは「この人材をどう採りに行こうか」というスタンスになることが多いです。
企業に求められる人材になるためのポイント
ここからは、企業に求められる人材になるために必要なことを解説します。
転職の際に話せる実績を現職で残しておく
現職において、面接の際に話せるような実績を残しておきましょう。
「話せる」というのは「目標に対し達成率〇%」というようなことをただ話せば良いということではありません。
企業は、再現性(自社でも同じように活躍してくれるか)を気にしている為、以下のような内容をスムーズに説明できるように準備しておくと良いでしょう。
- 実績(結果)
- 結果を出せた理由やそのために行った行動
- その行動をするようになった思考プロセス
上記に加え、「実績を再現できる」「さらに良い結果を出せる」という内容を伝えられると良いでしょう。
マネジメント経験を積む
30代以降を対象とする求人では、各部署やチームのメンバーというよりは、管理職やマネジメント職の募集が増えます。入社時はメンバーからのスタートだったとしても、早期に管理職やマネジメント職への昇進を求められる場合も少なくありません。
個人として成果を出すのはもちろん、組織やチームとして成果を出すことを期待されるため、新人社員の育成担当や小さなチームでも構わないので、個人ではなく、チームや組織で成果をあげる経験を積んでおくとよいでしょう。
成長している領域や市場で経験を積む
中途採用を実施している企業は、事業の現状維持ではなく、事業をより拡大・成長させることのできる人材を求めていることが多いです。
そのため、業界自体が成長している、あるいは、業界は横這いでも成長企業に所属し、業務経験を積んでおくとよいでしょう。
30代の転職を成功させるポイント
転職を成功させるには、転職理由の整理や企業が求めているものの把握など、いくつか押さえておくべき点があります。
ここからは30代の転職を成功させるポイントを具体的に解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
転職理由を整理する
選考を受け始める前に、まずは転職によって何を実現したいのか、転職理由を整理しましょう。
「スキルアップしたい」「給与を上げたい」など、頭に浮かんできたものを書き出し、その中から本質的な理由を見つけるようにすると整理しやすいです。転職理由を整理することで、志望動機も明確になってくるはずです。
20代までとは違い、30代の転職では、企業から求められる役割や、経験・スキルが具体化しています。自身が実現したいことと企業の求めることにずれが生じない為にも、転職理由は整理しておきましょう。
企業が求めている経験やスキルを把握する
面接に通過するためには、企業が求めている人物像を把握することが重要です。
求人票や募集要項を熟読し、自身の持つ経験やスキルが、企業の求める人物像とマッチしているかチェックしましょう。求人票に記載されている歓迎条件には、企業が本当に求めている人物像が載っていることも多いため、自身に該当している点があれば積極的にアピールしましょう。
30代以降の面接では、これまでの経験やスキルだけでなく、再現性の確認を意図した質問をされる事が多いです。職務経歴書や面接内で伝えられる具体的な実績・成果を棚卸し、スムーズに話せるよう準備しておくことをおすすめします。
他にも、以下のような企業の情報収集も徹底しましょう。
- 企業HPを熟読する
- 提供サービスや商品のサイトを熟読する
- 有価証券報告書や決算説明会資料も読んでおく
- 事業内容を、人に説明できるレベルで理解しておく
- 代表者のインタビュー・著書や、従業員のブログ・SNS等もチェックしておく
関連記事:転職面接の流れ|面接を成功させるためのポイントも解説
転職エージェントを活用する
転職活動をする際は、転職エージェントの活用をおすすめします。
転職エージェントを活用すると、以下のようなメリットがあります。
- キャリアについて相談できる
- 非公開求人含め、求人を紹介してもらえる
- 選考対策を受けられる
転職エージェントによって細かいサポート内容は異なりますが、積極的に活用していくと良いでしょう。
関連記事:転職エージェントの活用方法と、担当者との関係性の築き方
まとめ
30代の転職が厳しいと言われる理由や、転職を成功させるためのポイントを解説しました。
30代になると、未経験でチャレンジ可能なものや自身と合致する募集要件のものが少なくなり、応募できる求人数は減りますが、要件に合致した場合の通過率は高くなります。現職でアピールできる実績を残すことやマネジメント経験、成長領域・市場で経験を積むことで企業から評価されやすくなるでしょう。
転職を成功させるには、転職理由の整理や企業が求めていることを把握しておくことが重要です。
転職エージェントを利用すると転職理由の整理や選考対策などのサポートを受けられるため、効率的に活動を進めたい方は登録を検討してもよいでしょう。
この記事の監修者
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