- 作成日:2023.11.14
- 更新日:2024.12.11
転職面接の流れ|面接を成功させるためのポイントも解説
本記事では、転職面接の流れと併せて、よく聞かれる質問や、回答における注意点をご紹介します。
さらに、面接を成功させるためのポイントも解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。
この記事の監修者
人材業界転職ルート 編集部
人材業界専門の転職エージェント「人材業界転職ルート」の編集部です。人材業界での転職活動やキャリアに役立つ記事を更新しています。
面接の基本的な流れ
まず、面接開始から終了までの一般的な流れをご紹介します。
転職面接は、主に以下のような流れで進みます。
2.面接中
– 自己紹介・職歴や現職について
– 転職理由・志望動機
– 入社後の展望
– 就業条件の確認
– 逆質問
3.面接終了(退出)
この後、場面ごとに受け答えのポイントや注意点を解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
面接開始(入室から挨拶まで)
対面での面接の場合、主な入室の仕方は、試験官が待つ会場に自分が入るか、先に会場に通され、面接官を待つかの2通りです。
どちらの場合でも、顔を合わせた瞬間に第一印象が決まるため、身だしなみをしっかりと整えて行くことが大切です。
また、はきはきとした口調で名前を名乗り、「本日はよろしくお願いいたします。」と挨拶できるように練習しておきましょう。
面接中
面接中は、基本的に、面接官からの質問に応募者か回答する形式で進行します。
面接前に、当日の天候や訪問経路など、他愛もない内容で応募者の緊張を和らげようとしてくれる面接官も多いです。緊張で固まりすぎず、落ち着いて会話ができると印象も良いでしょう。
自己紹介
「自己紹介」は、具体的な質問に移る前のアイスブレイクという意味合いや、応募者の人柄、コミュニケーション能力を確認するためなどの目的で、面接の冒頭に求められることが多いです。
スムーズに応答できるように、事前に準備していきましょう。
長さは1〜2分で、アピールしたい内容を簡潔にまとめて伝えましょう。
●名前
初めに、フルネームを名乗ります。
ここで、面接の時間を割いていただいたことへのお礼も伝えましょう。
●これまでの経歴・実績
次に、これまでの経歴を年暦順に沿って説明します。
最終学歴の学校名と卒業年から始まり、新卒で入社した企業や、そのとどのような経験をしてきたかを簡潔に伝えましょう。
なお、ここでは、これまでの業務経験を全て伝えるわけではありません。
応募先企業にアピールできる実績にポイントを絞って説明しましょう。
●現職の仕事内容・役割
現職の企業名・所属部署・担当の役割や仕事内容について説明をします。
離職中の場合は、前職について説明します。
こちらも、内容を詰め込みすぎるのは印象が良くありません。アピールになるポイントを手短にまとめることを意識してください。
●締めの言葉
最後に「本日はよろしくお願いいたします。」と一言加えると、自己紹介を自然に締めることができます。
面接では、自己紹介の内容から会話が広がっていくことも多いです。多少突っ込まれても、詰まらずに回答できるように準備しましょう。
また、盛り込みすぎて要点がわかりづらくなっていないか注意しましょう。
自分だけでは気が付けない場合もありますので、第三者に聞いてもらうのもおすすめです。
面接での自己紹介の仕方は、以下の記事でさらに詳しく解説しています。ぜひ併せてご覧ください。
関連記事:面接での自己紹介の仕方|面接官の意図や注意点を詳しく解説
業務経験について
業務経験についての質問には、これまでの経験や身に付けたスキルが、募集している職種やポジションにマッチしているかをチェックする目的があります。
成功体験や実績について聞かれた場合は、応募先企業へのアピールになる内容を伝えましょう。具体的な数値を交えて話すと説得力が増します。
また、異業種や異職種からの転職の場合、業界用語や専門用語は使用せず、わかりやすい説明を心掛けましょう。
転職理由・志望動機
面接官は、転職理由や志望動機から、主に以下の点を確認しています。
- この人の転職理由を、いま選考しているポジションで満たす事ができるか。
- 同じ理由ですぐにやめてしまわないか(長く働いてくれそうか)
たとえば、転職理由が現職への不満や条件面ばかりになってしまうと、「入社しても、同じような理由ですぐやめてしまうのではないか」と、不安視される可能性があります。
不満は転職をするきっかけの1つとして捉え、転職することによって何を実現したいか、未来に焦点を合わせて伝えるようにしましょう。
また、転職理由と志望動機に一貫性を持たせることができると、説得力が増します。
転職理由として挙げた「転職で実現したいこと」が、応募先企業やその職種で叶うと考えている、というような志望動機を作成できると、入社意欲の高さもアピールできるでしょう。
自己PR
自己PRでは、これまでの経験から裏付けされる「強み」があることで、応募先企業でどのように活躍できるか、ということをアピールしましょう。
面接官は、応募者が会社に貢献出来る人材か、採用するメリットがあるかをチェックしています。
入社後の活躍を想像させることができるような自己PRが作成できると良いでしょう。
根拠となるエピソード(実績や成果)を合わせて説明し、具体的な数値などの客観的な事実を述べることができると説得力が増します。
なお、自己PRをする際は、自身の経歴・スキルと矛盾が生じないように注意してください。
入社後の展望
面接では、入社後にやりたいことや挑戦したいことを質問されることがあります。
これは、自身が活躍している姿やキャリアプランなど、「入社後の自分をイメージできているか」ということを確認するものです。
ここでは、単にやりたいことを伝えるだけではなく、その挑戦をしたことでどのように貢献できるのか、というところまで具体的に回答できるようにしましょう。
的確な回答をすることで、企業への理解度の深さや、情報収集をしっかりしているという印象を残すことができるでしょう。
就業条件の確認
一通りの質問を終えると、就業条件の確認が行われます(選考段階によってはないこともあります)。
主な確認内容には以下のようなものがあります。
- 入社可能日
- 勤務地
- 勤務時間(残業・休日)
- 給与額
ここで要望を伝えすぎてしまうと、「条件面ばかり気にする人なのかな」という印象を与えかねないため、注意しましょう。
事情があって、どうしても譲れない条件がある場合は、理由を明確にしたうえで希望を伝えるようにしましょう。
逆質問
面接の最後には、逆質問の時間が設けられることが多いです。
企業についてしっかり調べているということをアピールしやすいタイミングですので、事前準備の段階で出てきた疑問を用意しておくと良いでしょう。
ただし、ホームページに書いてあることや調べればわかるような内容についての質問は、志望度や情報収集能力を疑われてしまいますので、しないようにしてください。
また、応募者側からも条件面について質問することができますが、そればかりにならないように注意しましょう。
面接終了(退室)
全ての質問が終わると、面接官から面接終了が告げられます。
その際は、すぐに退室するのではなく、面接に時間を割いてくれたことに対するお礼を忘れずに伝えましょう。
席から立ち上がったら、「失礼します。」と一言挨拶をし、荷物をもって出口に向かいます。
その後、扉の前で面接官の方に向き直り、再度挨拶をして退室という流れです。
面接を成功させるためのポイント
面接を成功させるためには、流れを把握しておくだけでなく、情報収集などの事前準備が不可欠です。
ここまで紹介した点と重複する点もありますが、面接を成功させるポイントを紹介します。
応募先企業について調べる
事前情報のインプットは社会人の基本動作です。しかし、実際は行っていない人が多いことも事実です。
情報収集をしっかり行うことで、他の応募者との差をつけるこもできますので、以下の準備を忘れずにしておきましょう。
企業ホームページや求人票を熟読する
企業ホームページでは、企業理念やビジョンを確認し、共感できるかや、同じ方向を向いて仕事をしていけるかを確認しましょう。
また、ホームページ内の採用ページや求人票に記載されている、募集背景、仕事内容、応募資格、年収もじっくり読み返しましょう。求人票の歓迎欄には、企業が本当に求めている条件を記載していることが多いため、あてはまる条件があればアピールポイントになります。
提供サービスや商品のサイトを熟読する
企業が提供しているサービスや商品について理解しておくことも重要です。
1つの企業で、複数サービスや複数商品を展開している場合は、自分が担当することになるであろうサービスや商品をチェックしておきましょう。
面接官から、サービスや商品の感想を問われることもあります。ただ褒めるだけでなく、自分のスキルを活かすことでどのように改善できるかも、併せて回答できると良いでしょう。
有価証券報告書や決算説明会資料も読んでおく
有価証券報告書や決算説明会資料とは、株主向けに公表されている、現状の業績や今後の事業の見通し、戦略等を説明するための資料です。
企業が中長期的に取り組もうとしていることや注力分野を知ることができます。
事業内容を、人に説明できるレベルで理解しておく
応募先企業の事業内容を理解しておくことは、志望動機や自己PRを考えるうえでも非常に重要です。
事業内容は、曖昧な理解ではなく、人に説明できるレベルで理解しておきましょう。
代表者のインタビュー・著書や、従業員のブログ・SNS等もチェックしておく
インタビューや著書などをチェックしておき、面接内で触れられると良いでしょう。
細かいことまでチェックしているということが面接官に伝わり、好印象を残すことができるでしょう。
調べた事をすべて伝えるのではなく、自然に織り交ぜて伝える
ここまで解説した内容をしっかり準備出来れば十分ですが、頑張って調べたからといって、全て面接で話そうとするのは逆効果です。あくまで、聞かれたことに回答するようにしましょう。
「調べてきましたアピール」をするのではなく、自分が話している内容の中で、調べてきた事を自然に混ぜる事で、面接官に良い印象を与える事ができます。
逆質問を用意しておく
逆質問は、事前準備や面接中に浮かんだ疑問を解消するだけでなく、応募先企業に対する熱意を伝えることができる場でもあります。
事前準備で生じた疑問をいくつか用意しておくようにしましょう。ただし、ホームページに書いてあることや調べればわかるような内容の質問をしてしまわないように注意してください。
「代表インタビューではこのようにおっしゃってましたが・・」というように、枕詞を付けることで、事前に調べてきたということを暗にアピールすることができます。
関連記事:面接での逆質問のポイント
面接前後の態度にも注意する
受付や待合室などの面接前の様子や、訪問前後の会社付近での態度も意外と見られています。
当日は、面接中だけでなく、会社の近隣に到着してからの全ての振る舞いに注意して過ごしましょう。
対面面接における基本的なマナーは、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ併せてご覧ください。
関連記事:転職活動における面接マナー
オンラインで面接を受ける場合
オンラインで面接を受ける場合でも、基本的な面接の流れや質問内容に大きな違いはありません。
しかし、スムーズに面接を始めるための事前準備や、当日の入退室の仕方など、オンラインならではの対策が必要です。
以下の記事では、Web面接におけるマナーや事前準備について詳しく解説していますので、そちらもぜひご覧ください。
関連記事:Web面接のポイント
まとめ
面接の流れや、質問内容ごとのポイントをご紹介しました。
企業は、応募者を採用することで自社にどのようなメリットがあるか、入社後にどのように貢献してくれるのか、をチェックしています。どの質問においても、この視点を忘れずに回答できると、好印象を残すことができるでしょう。
また、回答内容に一貫性を持たせるためには、事前準備で転職の軸をはっきりさせておくことが非常に大切です。
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この記事の監修者
人材業界転職ルート 編集部
人材業界専門の転職エージェント「人材業界転職ルート」の編集部です。人材業界での転職活動やキャリアに役立つ記事を更新しています。

