- 作成日:2023.10.27
- 更新日:2024.12.10
転職活動における履歴書の書き方
転職活動における履歴書の書き方を、詳しく解説します。
要点をまとめたチェックリストも掲載していますので、ぜひ書類作成にご活用ください。
この記事の監修者
人材業界転職ルート 編集部
人材業界専門の転職エージェント「人材業界転職ルート」の編集部です。人材業界での転職活動やキャリアに役立つ記事を更新しています。
目次 INDEX
履歴書の役割
履歴書とは、基本的なプロフィールを面接官に知ってもらうためのものです。就職活動における身分証明書だと考えてよいでしょう。
企業は、履歴書をもとに就職希望者の人物像を判断するため、学歴や職歴、保有資格などを正確に記入する必要があります。
履歴書作成のポイント
履歴書の作成には、押さえておくべきポイントが3点あります。
しっかり頭に入れてから作成しましょう。
正確に記入する
履歴書を作成する際は、事実を正確に記入するようにしましょう。
書き間違いをしないのは当たり前、と感じるかもしれませんが、全く間違いのない履歴書を提出されている方のほうが稀です。
履歴書に間違いがあると、仕事の正確性も不安視されてしまい、面接前からマイナスイメージを持たれる可能性があります。
経歴や資格情報の間違いはもちろん、誤字・脱字や年度間違いなどの細かいミスも、しないようにしましょう。
記入内容について質問される可能性がある
履歴書に記入した内容は、面接やその後の選考の中で聞かれる可能性があります。
例えば、趣味・特技欄がある履歴書がありますが、何気なく書いた場合でも質問されることがあります。そこで回答に詰まってしまうと、嘘を書いたのではないか、と疑われてしまいます。
面接官は、場を和ませるためにこういった質問をしていることも多いです。
質問への回答内容というよりも、履歴書に嘘を書く人と判断されることがリスクであるため、記入する場合は、スムーズに回答できる事柄を記入するようにしましょう。
読みやすい構成・文章量を心掛ける
履歴書を作成する際には、履歴書を読む方にとって、読みやすい構成や文章量にすることを意識しましょう。
空欄は全て埋めて提出するのが基本ですが、記入欄をびっしり埋めてしまうと、非常に読みにくい履歴書になってしまいます。
一方、必要最小限の情報のみを記入されている方もいますが、空白が目立つ履歴書も、選考では不利になる可能性があります。
面接官や採用担当者は短い時間で履歴書を見るため、要点のまとまった文章が、適切な量で記入されていると、良い印象を与えることができるでしょう。
書き方の良し悪しは自分では気付けないことも多いため、第3者に判断してもらうのがおすすめです。
履歴書作成の注意点
これまで紹介した内容と重複する点もありますが、履歴書を作成するうえでの注意点をご紹介します。
実際の経歴と異なる記入はしない
履歴書の経歴欄は、事実に沿って正確に記入しましょう。
例えば、短期で退職してしまった経歴がある場合、記入することで不利になるのでは、と考える方がいらっしゃるかもしれません。
しかし、経歴を記入しなかったり、就業期間を偽って記入することは、経歴詐称です。絶対しないようにしましょう。
応募先企業がそれを知った時点で、信用を失い、その先の選考に通過することはありません。内定をもらっていたとしても、内定取り消しの理由になります。
経歴は省かずに、正確な記入を徹底するようにしましょう。
なお、早期退職などで経歴に不安がある場合は、経歴の補足を追記するようにしましょう。
逆効果になるような資格の記入はしない
資格は、応募先企業に対してアピールになるものを記入するようにしましょう。
経歴は、事実のまま正確に記入する必要がありますが、資格・免許欄については、持っている資格全てを記入する必要はありません。もちろん、持っていない資格の記入はNGです。
例えば、学生時代に取得した難易度の低い検定試験やTOEICスコアは、記入しなくてもよいでしょう。
応募先企業の求める水準よりも低い級数の資格やスコアを記入する場合は、今後の受験予定など、展望も併せて記入するとよいでしょう。
なお、TOEICスコアは、ポジションによっては700~800点台でも評価が下がることがあります。募集要項などで企業の求める水準を確認するようにしましょう。
古い履歴書の使い回しはしない
明らかに使い回していることがわかるような、古い日付の履歴書は印象が悪くなります。
そもそも、履歴書の日付欄には提出日を記入するのが正しい書き方です。
内容が同じであっても、日付が古いままになっていないか確認しましょう。
【項目別】履歴書の書き方
履歴書の、項目別の書き方や注意点をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
- 基本情報欄(日付・氏名・写真等)
- 学歴・職歴
- 免許・資格
- 本人希望記入欄
基本情報欄(日付・氏名・写真等)
日付や氏名の他、生年月日や住所などの基本情報を記入する欄についてご説明します。
日付
まず、履歴書に記入する日付は、履歴書を提出(郵送/メール送信)する日を記載します。作成日ではないため注意してください。
前もって履歴書を作成する場合は、日付は空欄のままにしておき、送付日が確定してから記入するようにします。記入漏れのまま送付しないように気を付けましょう。
西暦(4桁で表す暦)と和暦(昭和、平成、令和など)は、どちらでも構いませんが、後に記入する生年月日や、経歴欄と揃えるようにしてください。
氏名
氏名は戸籍に登録されている文字で記入します。旧字体が使用されている場合も、略字を用いるのではなく、戸籍通りに正確に記入しましょう。
氏名欄の下には、生年月日や住所を記入する欄がありますが、こちらも正しく書きましょう。
生年月日は日付欄の暦と表記を揃え、送付する時点での年齢を満年齢として記入します。
また、住所を記入する際は、都道府県名から始め、マンション名や部屋番号まで全て省略せずに書きます。ふりがなは市区町村までで、番地以降は記入しません。
写真
履歴書の証明写真は、提出日から逆算して3か月以内に撮影したものを貼付します。
写真館、または証明写真機で撮影したものを使用しましょう。自撮り写真はNGです。
撮影の際はスーツを着用し、面接時と同様に髪を整え、女性であればメイクをします。男性であればネクタイを締め、男女ともにジャケットを着用しましょう。
軽く口角を上げ、歯が見えない程度の自然な笑顔で撮影できると良いでしょう。
学歴・職歴
学歴・職歴欄は、これまでどのように学び、経験を積んできたのかということを、面接官が判断するための項目です。実際の経歴を、すべて正しく記入してください。
以下のように、書き方にはポイントがありますので、ご確認ください。
- 略称を使用せず、正式名称で記入する
- 入卒業や、入退社の「年」は、履歴書全体で「西暦・和暦」のどちらかに表記を統一する
- 学歴は、高校入学以降の全ての学歴を、学校名や学部名、学科名を省略せず記入する
- 職歴は、企業名だけでなく、所属部署や雇用形態を正式名称で明記する
(例)「高校」ではなく「高等学校」、「(株)」ではなく「株式会社」など
応募する企業や職種に関連のある職務内容があれば、職歴欄に、簡単な業務内容を記入してもよいでしょう。
既に退職済みの企業については「一身上の都合により退職」の文言が一般的で、理由は書かなくても問題ありません。就業中で、退職日が決まっている場合は「退職予定」と記入します。
また、無職の期間がある場合、面接で質問された際に理由を答えることが出来れば良いため、履歴書に明記する必要はありません。留学などの理由で、応募企業にアピールできる内容であれば、記入しても良いでしょう。
職歴が全て書き終わったら、「現在に至る」と記入します。
最後に、賞罰があれば記入し、なければ右詰めで「以上」と記入します。
資格・免許
資格・免許欄は、自分が持っているスキルを証明するための項目です。
応募先企業に対して適したものを、正式名称で記入しましょう。
資格を取得した年は、日付や生年月日の暦表記と統一して記入します。
また、資格や免許を記入する順番に決まりはありませんが、運転免許から書くと良いとされています。これは、運転免許のみを記入する応募者が多いことから、他の資格と分けて書くことで、採用担当者や面接官の読みやすさに配慮するためです。
複数の免許や資格を記入する場合は、まず、免許を記入してから資格を記入しするとよいでしょう。その際、免許・資格ごとに、時系列に沿って書くようにしてください。
書き終わったら、右詰めで「以上」と記入しましょう。
なお、資格がない場合は、「特になし」と記入します。
本人希望記入欄
本人希望記入欄には、基本的には「貴社規定に準じます」と記入します。企業から指定がない限り、希望する給与・待遇等については記載しません。
勤務地等、事情によりどうしても譲れない条件がある場合は、その旨を記載します。
退職日が決まっていれば、入社可能日と併せて記入してください。
履歴書作成後のチェックリスト
履歴書の作成が完了したら、以下のチェックポイントで最終確認をしましょう。
- 日付が記入されているか・間違っていないか
- 誤字・脱字はないか
- 読みやすいか(空白や詰め込みすぎている箇所がないか)
- 経歴は正しいか
- 資格は正しいか
- 質問されても回答出来る内容が記入されているか
– 学校名・所属組織名は正式名称を記入しているか
– 年度・月に誤りはないか
– 正式名称を記入しているか
– 難易度の低い資格を記入していないか
まとめ
今回は、転職活動中の方に向けて、履歴書の書き方を解説しました。
誤字・脱字をせず、正しく記入することは、面接官や採用担当者の読みやすさに繋がります。
読みやすい履歴書は、それだけで印象も良くなりますので、ご紹介したポイントや注意点をしっかり理解して作成をしてみてください。
この記事の監修者
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人材業界専門の転職エージェント「人材業界転職ルート」の編集部です。人材業界での転職活動やキャリアに役立つ記事を更新しています。