- 作成日:2023.09.27
- 更新日:2024.12.09
派遣会社数の推移と、派遣事業の市場規模の動向について
本記事では、派遣会社数(派遣元会社数)と、派遣先会社数の推移をご紹介いたします。
労働者派遣事業の市場規模についても解説しています。
ぜひ、派遣業界への転職や市場動向のリサーチにお役立て下さい。
この記事の監修者
人材業界転職ルート 編集部
人材業界専門の転職エージェント「人材業界転職ルート」の編集部です。人材業界での転職活動やキャリアに役立つ記事を更新しています。
派遣元会社数の推移
厚生労働省が発表している業務統計「派遣元事業所数の推移」より、派遣元会社数の推移を見ていきます。
労働者派遣が解禁されて以降、派遣元会社数は年々増加を続け平成27年度(2015年度)に最多の85,649社となりました。
しかし、同年に施行された許可制への一本化によって、翌年度以降は減少となっています。届出で事業を行っていた特定労働者派遣事業所は、令和元年(2019年)に0社になりました。
平成30年度(2018年度)には、ピーク時のおよそ半数となり、その後、若干の増減がありつつも横這いに推移しています。
許可を受けている派遣元会社は平成26年度(2014年度)ころから増加をはじめ、令和2年度(2020年度)に最大の44,977社となっています。

派遣先会社数の推移
同業務統計の「派遣先事業所の推移」によると、派遣先企業数は、2009年から2010年にかけてのリーマンショックで大きく減少しています。
平成22年度(2010年度)以降は増加傾向にありますが、許可制への一本化の影響を受けて平成27年度(2015年度)にも、一度、減少しています。

労働者派遣事業の市場規模
同省が発表している「労働者派遣事業報告書の集計結果」より、労働者派遣事業の年間売上高を見ていきます。
平成27年(2015年)の許可制一本化により派遣会社数は減少しているものの、平成27年度(2015年度)から平成28年度(2016年度)にかけて派遣事業全体の売上高は増加しています。
その後、2年連続で減少していますが、令和に入ってからは、コロナ禍にも関わらず比較的大きく増加しています。労働者派遣の市場規模は、年々拡大している傾向にあると言えそうです。

まとめ
派遣会社数は、許可制への一本化によって、一度大きく減少していることがわかりました。
それに対し、派遣先会社数は、リーマンショックで大幅に減って以降、それほど大きな増減は見受けられませんでした。
また、労働者派遣事業の年間売上高は、年々増加しています。
▼参考
・厚労省 業務統計 派遣元事業所数の推移
・厚労省 業務統計 派遣先事業所数の推移
・厚生労働省 労働者派遣事業報告書の集計結果(速報)
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