- 作成日:2023.08.18
- 更新日:2026.07.03
キャリアアドバイザーは激務できつい?転職先として人気の理由とは
キャリアアドバイザーへの転職に興味はあるものの、「激務」とか「きつい」という評判を聞いて、不安になっている方もいるのではないでしょうか。
この記事を最後まで読んで頂くと、キャリアアドバイザーが激務・きついと言われる理由、それでもキャリアアドバイザーが転職先として人気の理由を理解出来るようになっています。
なお、以下の動画でもキャリアアドバイザーの実態を解説しています。併せてご覧ください。
※キャリアアドバイザーとは、人材紹介会社の担当者の呼び方のひとつです。実際は、企業によって呼び方・業務範囲が異なります。当記事では、キャリアアドバイザーを「求職者対応をする担当者」の事として記載します。
この記事の監修者
佐久間健光
株式会社ファンオブライフ 取締役 人材業界・教育業界など領域特化の転職エージェント事業を運営。年間数百名の転職・キャリア支援を行っている。また、自社の採用でも多くの人材業界経験者(キャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザー)との面談を実施中。YouTubeチャンネルで転職のノウハウや体験談を公開中。著書に「教育業界への転職のポイントがわかる本」がある。
目次 INDEX
キャリアアドバイザーがきつい・激務と言われる理由
キャリアアドバイザーに限らず、どんな仕事にもきつい側面はあるものです。
しかし、人によってきつさを感じるポイントや程度は異なります。自分にとって気にならないことなのか、耐えられないことなのかを判断する事は、仕事を続けていく上で大事なポイントの一つといえます。
まずは、キャリアアドバイザーの仕事が「きつい」と言われる理由を見ていきましょう。
業務時間
キャリアアドバイザーが激務、きついと言われる1つ目の理由が業務時間です。
キャリアドバイザーの仕事に、求職者との面談があります。
求職者は現職で仕事を続けながら転職先を探しているケースが多いため、平日の終業後(18時以降)や休日に実施されるケースもあります。
会社によりますが、比較的遅い時間までの業務、土日の出勤などがある場合もあります。こうした理由から、終業時間が遅くなる傾向があるというのは事実でしょう。
ただあくまで一般論で、個別の会社によっては、以下のような制度や体制をとって、業務時間の負担を減らしている企業も多いです。
- フレックスタイム制を導入している。
- 面談対応が可能な時間帯を決めている。
- 在宅勤務・リモートワークを導入している。
仕事量
キャリアアドバイザーが激務・きついと言われる2つ目の理由は、仕事量です。
キャリアアドバイザーは、
- 求職者との面談
- 面談前後の提案求人の準備
- 履歴書や職務経歴書の添削
- 企業への推薦
- 選考日程の調整
- 条件の交渉/すりあわせ
など様々な業務を担います。(※企業によって同じキャリアアドバイザーでも業務範囲は異なります)
一人のキャリアアドバイザーが同時に10名を超える求職者を担当することがよくありますので、同時進行で様々な業務を並行して行う必要があります。
企業によっては法人企業向けの対応も行うといったこともあり、業務が多岐に渡るため、ドタバタして忙しい、激務であると考える方もいらっしゃるようです。
目標
キャリアアドバイザーは営業職です。多くの企業は業績の目標やそれに紐づく行動数の目標を設定していて、それを達成することが求められます。
「人の役に立ちたい」「貢献することがしたい」といった思いが優先される方だとギャップに感じてしまうこともあるようです。
どういった目標を定めるかは企業によって異なりますが、以下のようなものがあります。
スカウトメールの配信数
転職希望者データベースの対象者に向けたスカウトメールの配信数を指標としている企業もあります。スカウトメールの配信数だけでなく、返信数、開封率や返信率を目標値として設定し、スカウトメールの対象者の絞り込み方や文面を工夫する際の参考にすることもあります。
求職者面談数
求職者との面談数も、重要な指標です。
求人への推薦数
求職者に求人を紹介しても、応募に至らないケースも少なくありません。求人票や企業ホームページを見ただけではわかりにくい求人の魅力をわかりやすく伝え、求職者の選択肢を増やす事もキャリアアドバイザーの大切な役割です。
応募書類の通過率
求職者の履歴書・職務経歴書の作成サポートも、キャリアアドバイザーの仕事です。応募書類の通過率は、書類作成のサポート力・求人とのマッチング力を測ることができます。
面接の件数および通過率
面接の件数・通過率を通して、面接練習や志望動機を考えるサポートを適切におこなえているかを確認します。
内定数・内定受諾率
企業から内定が出ても、求職者が受諾しなければ売上をたてることはできません。求職者との細やかな意思確認が求められます。
早期離職率
早期離職につながるミスマッチは、求職者にとっても企業にとっても避けるべき点です。紹介した職種や業種が適切だったのか、という振り返りも必要です。
キャリアアドバイザーの目標は業績だけでなくプロセスも設定される
上記のようにキャリアアドバイザーの目標は、業績・結果だけに置かれるわけではありません。途中の行動プロセスにも目標を設定し(多くの企業ではKPIマネジメントといっています)、業績を出せるようにしています。
こうしたスタイルをきついと感じる方もいるかもしれません。一方で、「目標達成に向けたプロセスも評価してもらえる」と、ポジティブに捉える方もいます。
プロセスを適切に行っていれば、業績にもつながる可能性も高いため、未経験の方でも結果を出しやすいとも解釈出来るかもしれません。
関連記事:キャリアアドバイザーに転職する前に知っておくべき基礎知識
キャリアアドバイザーが転職先として人気の理由
ここまで、キャリアアドバイザーが激務、きついと言われる理由を解説しました。
一方で、キャリアアドバイザーは転職先として人気が高い職種でもあります。
人気の理由について、いくつかご紹介します。
やりがい
キャリアアドバイザーのやりがいは、転職・キャリア形成という求職者の重要な決断のサポートを出来るという点です。
求職者の悩みやキャリアの展望を伺い、様々な可能性を提示します。求職者だけでは思いつかなかったような魅力的なキャリアを提案出来る可能性もありますし、希望の仕事につくサポートが出来ることもあります。
そうしたサポートの結果、求職者から直接感謝の言葉をいただけることは、キャリアアドバイザーならではのやりがいといえるでしょう。
一度きりではなく、中長期的に相談される関係になり、長くキャリアのサポートをすることもあります。
そうした他者との関係性や、サポートすることに喜びを感じられる方にとってはやりがいのある魅力的な仕事と言えるでしょう。
未経験から転職できる
キャリアアドバイザーになるために、必須の資格はありません。
求人によりますが、人材業界経験・キャリアアドバイザーの経験が無くても内定を得られる可能性のある求人が他職種に比べて多いです。
キャリアアドバイザーの求人で求められるのは、特定の知識、スキルというよりも、相手の話を聞く力、物事をわかりやすく説明する力、物事をテキパキと進める力といったことに重点が置かれることが多く、未経験でも、コミュニケーションスキルを活かして、活躍している人は多いです。
条件面(勤務時間・休日・年収)
キャリアアドバイザーの仕事は、土日祝日休み、日中勤務、給与水準が比較的良いことも人気の理由の一つです。
そのため、平日休みの方、不規則な勤務時間の方、年収を上げたい方の選択肢になることも多いです。
ブライダル業界、旅行業界、カーディーラー、保険営業、販売職といった異業種・異職種からキャリアアドバイザーを目指す方も比較的多くいらっしゃいます。
→ キャリアアドバイザーの求人一覧
→ 人材紹介コンサルタント(両面)の求人一覧
得られるスキル
スキルアップを目指している方にも、キャリアアドバイザーは人気があります。
キャリアアドバイザーは多くの求職者と面談を行う為、コミュニケーションスキルを高める機会が非常に多いです。傾聴やコーチングについて学ぶ機会もあるでしょう。
これらのスキルは、どの分野で仕事をするにも欠かせないスキルです。
キャリアステップ(同業・人事・独立)
キャリアの選択肢が多いことも、キャリアアドバイザーが転職先として人気の理由の一つです。
現職で昇進を目指すことはもちろん、人材業界内での転職・他業種の営業職へ転職するケースもあります。
また、一般的に転職するのが難しい企業の人事部門への求人もキャリアアドバイザーを対象に募集されていることがあり、人事へのステップとしてキャリアアドバイザーを志望される方もいます。
また人材紹介業は、必要資金が少なく、立ち上げやすいビジネスです。キャリアアドバイザーとして一定期間勤めたあとに、起業をする人も一定数います。
キャリアアドバイザーに向いている人の特徴
最後に、キャリアアドバイザーに向いている人の特徴をご紹介します。
コミュニケーション力がある
コミュニケーション力がある方は、キャリアアドバイザーに向いています。求職者が自分の考え言語化できるようサポートする傾聴力や、求職者の意思決定を促す力も重要です。
目標達成意欲が高い
キャリアアドバイザーは営業職ですので、会社からは目標達成を求められます。目標のプレッシャーはありますが、成果に応じた評価を受ける事ができるため、目標達成意欲が高い人に向いているといえます。
結果に一喜一憂しない
目先の結果に一喜一憂せず、目標達成に向けて、効率を考えつつ淡々と業務遂行できる人、結果に対して冷静に向き合える人は、キャリアアドバイザーに向いています。
キャリアアドバイザーの転職なら「人材業界転職ルート」
人材業界転職ルートは、人材業界の転職に特化した転職エージェントです。
大手人材企業、領域特化型エージェント、ブティック型、人事コンサルティングファームなど様々な求人を保有しております。
キャリアアドバイザー経験者の方へ
現在、キャリアアドバイザーとして働いていらっしゃる方で以下のようなお悩み・ご希望をお持ちではないでしょうか。
- 昇進、マネジメントを出来るポジションに付きたい
- 年収を上げたい
- 長時間労働や出社前提の働き方
- ハイクラス・ヘッドハンティングなどの領域にチャレンジしたい
- 人事やコンサル等、他職種へのキャリアチェンジをしたい
業績好調でポジションが日々生まれている企業や、高年収(ベースが高い企業/インセン比率が高い企業/バランスの取れた企業)、リモートワーク・フレックス制、優良企業の人事ポジション、コンサルティングファーム・RPOなど、キャリアアドバイザー経験者を積極的に採用されている企業の求人を多数保有しています。
魅力的なキャリアの選択肢を提示出来る可能性がございますので、ぜひ以下フォームより相談の依頼をお願い致します。
キャリアアドバイザー未経験者の方へ
この記事で記載したようにキャリアアドバイザーは大変なこともありますが、やりがいのある非常に魅力的な職業だと考えています。
その中でも希望や経験に応じて、
- 有名大手企業
- 領域特化(ハイクラス・管理部門・IT・医療・介護・新卒等々)
- 未経験者が多数活躍する、制度の整った企業
- 残業少なめ、年間休日120日以上
- 高年収
など様々な選択肢をご提案可能です。
また人材業界専門のエージェントとして、選考前には履歴書や職務経歴書の添削、面接の対策なども行っています。
少しでもキャリアアドバイザーの仕事にご興味があればお気軽に以下フォームよりご相談ください。
この記事の監修者
佐久間健光
株式会社ファンオブライフ 取締役 人材業界・教育業界など領域特化の転職エージェント事業を運営。年間数百名の転職・キャリア支援を行っている。また、自社の採用でも多くの人材業界経験者(キャリアアドバイザー・リクルーティングアドバイザー)との面談を実施中。YouTubeチャンネルで転職のノウハウや体験談を公開中。著書に「教育業界への転職のポイントがわかる本」がある。