- 作成日:2023.08.28
- 更新日:2024.12.10
キャリアアドバイザーに転職する方法
この記事では、キャリアアドバイザーへの転職を検討している方に向けて、キャリアアドバイザーの仕事内容や年収、身につくスキル、キャリアパスについて解説します。
キャリアアドバイザーに転職するコツや、向いている人の特徴についてもまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
この記事の監修者
人材業界転職ルート 編集部
人材業界専門の転職エージェント「人材業界転職ルート」の編集部です。人材業界での転職活動やキャリアに役立つ記事を更新しています。
目次 INDEX
未経験でもキャリアアドバイザーへの転職は可能
キャリアアドバイザーへの転職は、未経験でも挑戦することができます。人材業界の経験がなくても、これまで培った経験・スキルを活かして十分活躍できる可能性があります。実際に、未経験からキャリアアドバイザーとして活躍している人は多いです。
また、未経験者を募集している求人は多く、大手人材紹介会社もキャリアアドバイザーの採用を積極的に行っています。大手企業は研修やOJT制度が充実していることが多く、未経験でも仕事を覚えやすい環境が整っています。
その他、キャリアアドバイザーの仕事に就く為の必須の資格がないことも、未経験から挑戦しやすい理由の一つです。
しかしながら、キャリアアドバイザーの仕事は、決して楽な仕事ではありません。キャリアアドバイザーへの転職を目指す場合は、事前に仕事内容や身につくスキルなどを把握しておくと、将来のキャリアビジョンを描きやすいでしょう。
関連記事:キャリアアドバイザーに転職する前に知っておくべき基礎知識
キャリアアドバイザーとは
キャリアアドバイザーとは、人材紹介会社の担当者の呼び方のひとつです。実際は以下のように、企業によって呼び方・業務範囲が異なります。
- 求職者対応をする担当者:「キャリアアドバイザー」と呼ばれることが多い。
- 求職者対応と法人営業を兼務する担当者:企業によって異なるが、「キャリアアドバイザー(両面型)」「人材コンサルタント」と呼ばれることが多い。
- 法人営業の担当者:「リクルーティングアドバイザー」と呼ばれることが多い。
当記事では、「キャリアアドバイザー」を「求職者対応をする担当者」の事として記載します。
キャリアアドバイザーの仕事内容
キャリアアドバイザーの仕事といえば、求職者との面談をイメージする方が多いかもしれません。しかし、求職者の面談は、キャリアアドバイザーの仕事の一部に過ぎず、実際の仕事内容は多岐にわたります。
以下は、キャリアアドバイザーの一般的な仕事内容です。
- 求職者との面談
- 求職者への求人紹介
- 面接対策・サポート
- 条件・待遇面の調整
- 入社後のフォロー
求職者との面談
求職者との面談では、これまでの経歴やスキル、転職理由、転職先として望む業界・職種、希望の条件・待遇などを丁寧にヒアリングします。求職者によっては、キャリアのアドバイスをしたり、希望する業界・職種の質問を受けたりもします。
求職者への求人紹介
面談でヒアリングした情報を整理し、求職者の希望・経験などを踏まえた求人を紹介します。紹介する求人数は求職者によってさまざまです。
面接対策・サポート
求職者が企業への応募を希望すると書類選考に進むので、履歴書や職務経歴書の添削・作成サポートを行います。面接対策でキャリアアドバイザーが模擬面接を実施する場合もあります。
条件・待遇面の調整
求職者が希望する条件・待遇と、企業の提示内容に乖離がある場合、キャリアアドバイザーが間に入って交渉を行います。必ずしも求職者の希望通りになるとは限らないので、両者の落とし所を調整するのもキャリアアドバイザーの仕事です。
入社後のフォロー
転職先が決定したらサポートを終えるのではなく、入社後フォローもキャリアアドバイザーが担当します。例えば、入社前に聞いていた仕事内容や待遇と異なっていたという事態が起こることもあるでしょう。そのような場合は、キャリアアドバイザーが責任を持って対応する必要があります。
また、一般的に人材紹介会社は、入社後短期間で求職者が離職すると成功報酬の一部を企業に返金する制度を設けています。早期離職を防ぐためにも、入社後フォローはキャリアアドバイザーの大切な役割です。
キャリアアドバイザーの年収
キャリアアドバイザーの平均年収に関する統計データはありませんが、人材業界の主要企業の平均年収一覧を以下の記事にまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
関連記事:人材業界の平均年収一覧
※上記の記事は、各社の有価証券報告書をもとに調査した平均年収であり、キャリアアドバイザーに限定した平均年収ではありません。
上記の記事で調査した各社の平均年収と、国税庁の令和3年民間給与実体統計調査で算出された給与所得者全体の平均年収(4,430,000円)を比較すると、人材業界の平均年収は高い傾向にあるといえるでしょう。
また、インセンティブ制度を導入している企業が多いのも人材業界の特徴です。そのため、経験者・未経験者に関係なく、成果に応じて適切な評価を得ることができ、年収アップも目指せます。
関連記事:キャリアアドバイザーの年収と、インセンティブ制度について
キャリアドバイザーで身につくスキル
ここでは、キャリアアドバイザーの仕事を通じて身につく3つのスキルについて紹介します。
- コミュニケーション能力
- マルチタスク能力
- 人材業界、キャリアに関する知識
コミュニケーション能力
キャリアアドバイザーは、経歴や持っているスキル、価値観などが異なる多くの求職者を担当するので、コミュニケーション能力が鍛えられます。
求職者との面談では、希望のポジションや条件だけでなく、「どんなスキルを持っていて、強みは何か」「転職で叶えたいことは何か」「将来はどのようなキャリアを築きたいか」など、本音を引き出すヒアリング力が求められます。
また、求職者が必ずしも強みや希望を明確にできているわけではないので、求職者の考えを整理・言語化をサポートするコミュニケーション能力が求められます。コミュニケーション能力はあらゆる業界・職種で求められるスキルであり、今後のキャリアアップに活かすことができるでしょう。
マルチタスク能力
仕事内容の章で触れた通り、キャリアアドバイザーの業務は幅広く、複数の求職者を同時に対応するため、マルチタスク能力も身につきます。タスクに優先順位をつけてこなす必要があり、時間管理やタスク管理のスキルも高めることができるでしょう。
人材業界・キャリアに関する知識
最後に、キャリアアドバイザーは職業柄、多様なキャリア感に触れることができるため、キャリアに関する知識も蓄積されます。次章で解説していきますが、人材業界・キャリアの知識を身につけることで、自身のキャリアの選択肢を広げることができます。
キャリアアドバイザーのキャリアパス
豊富なキャリアパスがあることは、キャリアアドバイザーに転職するメリットの一つです。社内で昇進を目指す以外にも、転職や独立といった選択肢が広がっています。
社内でキャリアアップを目指す場合は、「マネージャーを目指す」「プレイヤーとして専門性を磨く」の2つのキャリアプランがある会社が多いです。
転職の選択肢には、人材業界内での転職や、他業界の営業職・人事職への転職があります。また、独立して個人事業主でキャリアアドバイザーとして活動する人もいれば、人材紹介会社を起業する人もいます。
このように人材業界で培った経験やスキルは、多方面で活かすことができ、自身の適性や志向に合わせてキャリアを築くことができるでしょう。
キャリアドバイザーに向いている人
キャリアアドバイザーへの転職を検討してしている方の中には、どのようなタイプの人がキャリアアドバイザーに向いているか、気になる人も多いのではないでしょうか?
そこで、ここでは未経験でもキャリアアドバイザーに向いている人の3つの特徴について解説していきます。
- 目標達成意欲が高い
- コミュニケーション能力が高い
- 営業経験、接客経験がある
目標達成意欲が高い
キャリアアドバイザーは、求職者を転職成功に導くことで売上を創出する営業職です。そのため、
キャリアアドバイザーには売上目標が設定されていることが多く、目標を意識して転職支援を行うことが大切です。
人材業界ではインセンティブ制度を取り入れている会社が多いこともあり、目標達成意欲が高い人に向いている仕事といえます。
コミュニケーション能力が高い
また、身につくスキルの章でも触れましたが、キャリアアドバイザーにとってコミュニケーション能力の高さは非常に重要です。求職者はもちろんのこと、企業の採用担当者や社内のリクルーティングアドバイザーと円滑なコミュニケーションを取ることで、求職者に適切な情報提供やアドバイスができるでしょう。求職者にとって満足のいく転職を実現するため、コミュニケーション能力は欠かせません。
営業経験・接客経験がある
上記のことから、コミュニケーション能力が備わっている傾向にある営業・接客経験がある方はキャリアアドバイザーの適性があるといえます。また、お客さまに寄り添いながら目標達成に向けて努力する姿勢にも共通点があり、違和感なく働くことができるでしょう。
関連記事:未経験でもキャリアアドバイザーに向いている人の特徴
キャリアアドバイザーに転職するコツ
ここでは、キャリアアドバイザーを目指す方に向けて転職のコツを解説していきます。
職務経歴書の作成や面接対策としても活かせるので、ぜひ参考にしてください。
転職理由と志望動機に一貫性を持たせる
キャリアアドバイザーに限らず、転職理由の整理は非常に大切です。面接対策というと、志望動機から考え始めがちですが、転職理由が明確になっていないと志望動機の内容が薄くなります。まずは転職理由を整理したうえで、転職理由と一貫性のある志望動機を作成しましょう。
関連記事:転職理由と志望動機の一貫性とは?ポイントやコツを解説!
転職理由を考えるポイントは、本当の転職理由を整理しておくことです。条件・待遇面を改善したいのか、仕事内容にこだわりたいのか、チャレンジしたいポジションがあるのか、を明確にします。同時に今後どのようなキャリアを築いていきたいか、考えておくとよいでしょう。
転職理由と今後のキャリアビジョンが整理できると、志望動機も作成しやすくなります。例えば、「⚪︎⚪︎といった転職理由があり、その希望を叶える転職先が人材派遣業界でした」という流れで考えていくと、一貫性があり面接官からの納得感も得られやすいでしょう。
そこからさらに、「人材派遣業界の中でも、なぜその会社を志望するのか」志望動機を掘り下げて考えます。
(例)
- 転職理由:年収や待遇面をアップさせたい
- 志望動機:インセンティブ比率が高く、成果に応じた評価が得られる会社を志望
上記のように、転職理由と志望動機は切り離せないので、まずはなぜ転職したいのか考えることが大切です。
経歴・スキルと、自己PRに整合性を持たせる
転職理由や志望動機と同様に、書類選考・面接において自己PRは非常に重要です。
自己PRを考える際のポイントは、自身の経歴・スキルと矛盾していないかを意識して作成することです。面接官には求職者の普段の仕事ぶりは分からないため、自己PRと経歴・スキルに矛盾があると違和感を感じてしまい、評価は下がりやすいでしょう。
例えば、粘り強さをアピールしていても、経歴を見ると短期間で転職していることが分かるとあまり説得力はありません。その場合は粘り強さではなく、「決断の速さ」をアピールすれば、経歴と矛盾がなく面接官に納得感を持ってもらいやすくなります。
さらに、企業がどのような人材を求めているかを理解し、その人物像にマッチした自己PRを考えると、その企業で活躍できるイメージがつきやすいく評価が上がりやすいでしょう。
以下記事に、自己PRの例文を多数掲載していますので、参考にご活用ください。
関連記事:キャリアアドバイザーへ転職する場合の職務経歴書の書き方
キャリアアドバイザー転職に詳しい転職エージェントを利用する
キャリアアドバイザーの求人は多く、転職の選択肢は豊富にあります。一方で、多くの求人から自分に合った会社を見つけるのは容易ではありません。
キャリアアドバイザーへの転職を目指すなら、人材業界に詳しい転職エージェントの利用がおすすめです。キャリアアドバイザーの非公開求人を多数保有しており、自分では探せなかった求人にも出会うことができます。
また、人材業界で多くの方々を転職成功に導いてきた実績をもとに、客観的なアドバイスをもらえるので、効率的に転職活動を進めることができます。
この記事の監修者
人材業界転職ルート 編集部
人材業界専門の転職エージェント「人材業界転職ルート」の編集部です。人材業界での転職活動やキャリアに役立つ記事を更新しています。