- 作成日:2023.09.21
- 更新日:2024.12.10
人材業界の営業への転職ノウハウを、専門転職エージェントが徹底解説
本記事では、未経験から人材業界の営業職へ転職したいと考えている方に向けて、人材業界の概要から転職方法までを網羅的に解説します。
人材業界の営業職の年収・キャリアパス・転職ノウハウについても具体的に紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。
この記事の監修者
人材業界転職ルート 編集部
人材業界専門の転職エージェント「人材業界転職ルート」の編集部です。人材業界での転職活動やキャリアに役立つ記事を更新しています。
目次 INDEX
人材業界の営職は未経験からでも挑戦できる
人材業界の営業職は、未経験者でもチャレンジしやすいです。人材業界に関する経験が無くても、これまでの仕事で得た知識やスキルが活かせる可能性が十分にあります。
実際、未経験者を積極的に募集している人材業界の会社は多いですし、業界経験がなくても実力次第で年収を上げる事が可能です。
人材業界では、大手企業も未経験者の採用に力を入れている為、大手企業で働きたいと考えている人にも人材業界はおすすめです。大手企業は効率的に人材を育成する仕組みを持っていることが多く、研修やOJTなどを通じてスムーズに仕事を覚えられます。
未経験から挑戦できるといっても、人材業界の仕組みや仕事内容は、事前に把握しておく必要があります。また、業務を通じてどのようなスキルやノウハウを身につけられるのかを理解すると、将来のキャリアパスを描きやすくなるでしょう。
人材ビジネスの主要業界・職種
人材ビジネスと言っても、人材紹介、人材派遣、求人広告、人事コンサル、HRテックなどいくつもの業界があります。ここでは、人材ビジネスにおける主要業界と、各業界の職種について説明します。
人材紹介
人材紹介は、仕事を探している求職者と人材を求める企業をマッチングさせるサービスを提供する業種です。人材紹介事業は、有料職業紹介事業の許認可を取得した企業のみが運営できます。人材紹介企業は、企業と求職者の双方のニーズを満たすマッチングを目指します。紹介した人材が採用されれば、企業から成果報酬を受け取るビジネスモデルです。
人材紹介会社での仕事は、求職者の対応を行う「キャリアアドバイザー」と、法人営業を担う「リクルーティングアドバイザー」に分類できます。
キャリアアドバイザーの主な業務は、求職者へのヒアリングを通して、希望に合った求人を紹介することです。求職者のスキルや経験、強みなどをヒアリングしながら相談に乗り、最適な求人を提案します。必要に応じて、面接のアドバイスや入社日の調整なども行います。
関連記事:キャリアアドバイザーに転職する方法|仕事内容・年収についても解説
一方、リクルーティングアドバイザーは、企業への営業活動がメインの仕事です。紹介先企業を開拓するための新規営業や、既存顧客への対応をします。
企業によっては、キャリアアドバイザーが求職者対応と法人営業の両方を担うケースもあります。そのような職種は、「両面型キャリアアドバイザー」や「人材コンサルタント」と呼ばれます。
関連記事:リクルーティングアドバイザーとは|仕事内容・年収・転職方法
人材派遣
人材派遣は、在籍している派遣スタッフを、取引先である企業へ派遣するサービス業です。人材派遣会社が派遣スタッフを募り、その中から求める条件に合ったスタッフを選定し、人材を必要とする取引先企業へ派遣します。人材派遣会社は、派遣したスタッフの労働に対して手数料を受け取ります。
人材派遣会社の法人営業の主な仕事は、新規顧客の開拓と、既存顧客のフォローです。法人営業担当は、在籍している派遣スタッフが活躍できるよう、常に企業の人材ニーズにアンテナを張っています。
また、人材派遣会社では派遣スタッフの対応をする「コーディネーター」と呼ばれる職種があります。コーディネーターの仕事は、面談を通して派遣スタッフの希望条件をヒアリングし、適切な案件を紹介する事です。
関連記事:人材派遣の営業職に転職したい|仕事内容・きつさ・年収について解説
求人広告
求人広告業は、企業の求人広告を求人サイトなどのメディアに掲載し、その広告料を受け取るビジネスモデルです。求人サイトの運営会社が直接企業に営業する場合と、広告代理店が営業を代行する場合があります。
求人広告の営業担当の主な仕事は、クライアントから広告出稿を獲得する事ですが、広告原稿の制作に関わることもあります。クライアントの求める人材像を明確にした上で、社内の広告制作部門と連携して広告原稿を作成します。
営業担当がクライアントと良好な関係を築くことで、継続的に広告を出稿してもらえる可能性があります。営業職がクライアントに対して定期的な接触とフォローアップをする事で、継続的な広告出稿が期待できます。
関連記事:求人広告の営業職に転職|仕事内容・きつさ・年収について
人材育成・研修
人材育成業は、企業の人材育成に関する課題を解決するためのサービスを提供する業種です。
例えば、効果的な研修の提案や、人材育成に対するアドバイスなど、育成に関する課題を解決する手助けをします。また、現行の人事や評価制度に問題がある場合は、改善のためのアドバイスも行います。
関連記事:人事コンサルタントに転職する方法|仕事内容・年収・向いている人
HRテック
HRテックとは、人事(Human Resources)領域の課題を解決するテクノロジーの総称です。例えば、採用管理ツールや適性検査サービス、タレントマネジメントツールなどがあります。いわゆるSaaS(Softwear as a Service)として提供されるものが多くあります。
HRテックの法人営業担当は、商談において自社製品の紹介だけではなく、企業の抱える課題をどのように解決するかを提案する必要があります。
顧客に製品を導入してもらった後も、定期的なフォローが必要です。不具合などを確認したり、質問や要望に丁寧に対応したりします。さらに新製品やサービスの情報を伝えることも重要です。
人材業界の平均年収
人材業界全体の平均年収に関する統計データはありませんが、主要企業の平均年収データを以下にまとめていますので参考にご覧ください。
関連記事:人材業界の主要企業の平均年収一覧
上記に記載された各社の平均年収と、国税庁の民間給与実態統計調査で算出された令和3年の給与所得者全体の平均年収(4,430,000円)を比べると、人材業界の平均年収は高い傾向にあると言えそうです。
また、人材業界ではインセンティブ制度を取り入れている企業が多いです。そのため、経験者・未経験者に関係なく、成果次第で年収アップを目指せます。転職先を選ぶ際は、基本給、手当、インセンティブ比率を比較するとよいでしょう。
一般的な傾向として、大手企業は、基本給のベースが比較的高くインセンティブの比率が少なくなり、中小や外資系企業は基本給のベースは高くなく、インセンティブの比率が高くなります。
人材業界の仕事で身につくスキル
人材業界では、仕事を通して様々なスキルを身に着ける事ができます。
人材業界の実務では、クライアント企業や求職者など、様々な関係者とコミュニケーションを取る必要があります。そのため、広義のコミュニケーション能力が向上します。
例えば、企業や求職者とのコミュニケーションを通して、要望を整理するヒアリング能力が養われます。さらに、プレゼンテーション能力や、交渉力・合意形成力・折衝力なども向上します。
また、多種多様な業務を同時並行で進める事が多い為、マルチタスク能力も身につきます。
さらに、人材業界やキャリアに関する専門知識も学べます。未経験から始めても、日々の実務を通して業界知識を得られます。
人材業界でのキャリアパス
人材業界には、豊富なキャリアパスがあります。社内におけるキャリアパスには、「マネージャーを目指す」「プレイヤーとして専門性を磨く」の2つの方向性があります。自分の志向やスキルに合った道を選び、人材業界でのキャリアを築いていくことが大切です。
また、転職によるキャリアアップも可能です。人材業界内での転職は勿論、他業界の営業職や人事部へ転職する人もいます。
他には、人材業界で培った知識やノウハウ、経験を活かして、人材紹介会社や人材派遣会社などを起業する人もいます。はじめは苦労が多いかもしれませんが、経営が軌道に乗った際の達成感や喜びはひとしおです。
人材業界への転職ノウハウ
ここからは、人材業界への転職ノウハウをわかりやすく解説します。
転職成功のコツは、転職理由の整理にあり
面接対策というと、志望動機から考え始めがちですが、それだと内容が薄く説得力に欠けてしまいます。
人材業界に限らず、転職において最も重要なのは転職理由の整理です。
まず転職理由を整理したうえで、それと一貫性のある志望動機を作成しましょう。
関連記事:転職理由と志望動機の一貫性とは?ポイントやコツを解説!
面接でも、「なぜ転職活動をしているのか」という質問は、必ずと言っていいほど聞かれます。事前に転職理由を整理しておけば、面接時にスムーズに回答することができるでしょう。
人材業界に転職する際の志望動機の考え方
先述した通り、転職理由と志望動機に一貫性を持たせることで、面接官の納得感を得やすくなります。「○○といった転職理由があり、その希望をかなえる転職先が人材業界でした」といった流れで志望動機を考えるとよいでしょう。
そこから更に、「その会社を志望した理由」を伝える必要があります。
【志望動機の例】
- 転職理由
- 業界の志望理由
- 会社の志望理由
給料をアップしたい。
インセンティブ制度があり、未経験でも成果に見合った評価を受けられる人材業界を志望している。
人材業界の中でも、インセンティブ比率が高い御社を志望している。
経歴・スキルと整合性のある自己PRを考える
自己PRを考える際は、自身の経歴やスキルと整合性を持たせることが重要です。これらに矛盾が生じていると、面接官の評価が下がりやすいです。
自己PRと経歴・スキルに矛盾があるNG例としては、以下のようなものがあります。
- 「協調性」をアピールしているのに、人間関係が理由で前職を退職している。
- 「粘り強さ」をアピールしているのに、経歴を見ると短期間で転職を繰り返している。
これらの自己PRは、伝え方を変えるだけで印象が大きく変わります。
例えば、二つ目の例では、「粘り強さ」ではなく「決断の速さ」のアピールであれば、矛盾がなく納得感を持ってもらいやすいです。
関連記事:キャリアアドバイザーへ転職する場合の職務経歴書の書き方(自己PRの例文付き)
逆質問は事前に準備しておく
逆質問は、面接終盤で聞かれる可能性が高いので、事前に考えておきましょう。
面接官が逆質問するのには、以下のような目的があります。
- 志望度の確認のため。
- 双方の理解促進のため。
- コミュニケーション力の確認のため。
コミュニケーション力については、人材業界では求職者や企業の要望を聞くための「質問する力」が重要なので、その確認をするという意図があります。
逆質問のコツは、以下3点です。
- 事前に調べればわかる事は聞かない。
コーポレートサイトに書かれているようなことを質問すると、志望度が低いと認識されてしまいます。
- 面接官の立場に合わせた質問をする。
- 逆質問をアピールするチャンスにする。
関連記事:面接での逆質問のポイント
人材業界に向いている人
最後に、人材業界に向いている人の特徴について紹介します。
求職者・クライアント企業の双方のニーズを把握する必要があるため、コミュニケーション能力が高い人は人材業界に向いています。
また、人材業界では目標達成が非常に重要なため、高い目標達成意欲を持っている人も、人材業界に向いています。
さらに、営業や接客経験がある人も人材業界に向いています。旅行代理店やウェディングプランナーから転身して人材業界で活躍する方も多いです。
関連記事:人材業界に向いている人とは?転職して成果を出す人の共通点
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この記事の監修者
人材業界転職ルート 編集部
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